前に勤めていた会社では、契約していた会計事務所の人が、
月に1度、会社に来てくれて、会計処理をしてくれていました。
月に1日か、1日で終わらない場合は翌日も来てくれて、
月に数万円を払っていたように思います。
いつも「月次にうかがいます」と言われて、毎月10日ぐらいに
来てくれました。「月次」というのは、今思えば「月次決算」という
ことなんですね。前月の経理の内容を翌月の10日ぐらいに来て、
処理をしてくれるのです。
私は、本来は経理担当ではなくて編集職でしたが、経理の人が
やめてしまい、いつしか経理の仕事も兼任するようになりました。
会計事務所の人が来ると、当座の勘定表や普通預金の通帳コピー、
各種請求書(出したやつと、受け取ったやつ)、あらゆる領収書、
私がつけていた各種入出金明細のメモ、在庫表などをそろえて
渡していました。
それを、会計事務所の人は、会社のパソコンを使用して会計ソフトに
バチバチと入力していました。私ね、最近、青色申告にしようかなと
思って、本を読んでいたときに、ふと思ったのです。
あぁ、あの入力を、自分でやればいいんだよね!
っと。
……そんな簡単に言うと、でも会計の知識がないとむずかしいとか、
仕訳はむずかしいとか、言う人が出てきます。実際、青色申告の
フリーソフトを探しているときに、「会計知識」の有無を問題にしつつ、
素人さんを有名な有料ソフトにネットで誘導している人を見かけました。
ひど~~い!



でも、私はそんな手には騙されません。月次をやりに来てくれていた
会計事務所の人は、いい人でしたが、ごく普通の人でした。
小さな会社や個人事業主の「日常」の会計に必要な会計知識など、
たかがしれているはずです。つまり、私にもできるはずなのです。
そう考えた私は、青色申告に関する本を2冊読んで(1冊は図書館で
借りて必要なページのコピーを取って返しました)、すっかり自分でやる
自信をつけました。
有料ソフトは、会計知識のない人でも大丈夫、というのが売りです。
でも、無料ソフトを使いこなせるだけの初歩の会計知識は、数日で
身につきます(消耗品費とか、勘定項目の知識がいくらかあれば、
あっという間ですよ!)。
(つづく)
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