前回のあらすじ

心理検査で一定の効果ありとされて16回目以降もrTMS受けられることになったよ!


16回目以降のrTMSの具合について書きます。

15回目までほど劇的な変化はなく、けれど、少しずつものを書く気力が出てきた感じでした。このブログを始めたのも16回目以降です。


では一体何が予期せぬ敵だったのかというと『眠気』でした。

rTMSは、看護師さんによると、治療中寝てしまうと効果が低くなるとのことで、できれば起きて受けないといけません。

けれど痛みに慣れてしまった16回目以降は、起きて受けるのがかなり辛かったです。rTMS中に寝る患者さんは珍しくないそうですが。


私の場合は、ちょうど処方薬にリスペリドンが出ていて、これの副作用に眠気があったのも拍車をかけました。

量を調節してもらったり、リスペリドンをインヴェガに変えてもらったりして、27回目頃になると眠気はおさまりましたが、それまでかなり大変でした。


そんな感じでとにかく眠かったので、16回目以降は1〜15回目ほど目立った感想はないです……。なんかすみません。


あと、Twitterで、

Q.脳に電気流すのはうつに著効するのか?

と聞かれたので、自分の見聞きした経験のみからの答えになりますが、ここにも返事を書いておきます。


A.効くかどうかはかなりその人によると思います。

特にrTMSは、保険適用だと抗うつ剤が効かない人に対して行われますが、抗うつ剤が効かない人の6〜7割はrTMSにも反応しないとのことなので、万人に効くものではありません。

m-ECTだともっと広く効くようですが、全身麻酔が必須なのと、記憶が飛ぶなどの副作用があることから、別の意味で、万人向けではないと思います。

rTMSは薬が効かないときの代替手段、m-ECTはrTMSも効かないときの最終手段だと思ったほうが良いと思います。


次はrTMS全回終了後の心理検査(HAM-D)についてなどを書きます。