
し、しどい。
お正月から仕事に出たというのに。
職場の暖房がきいておらず、
出勤して(あげ)た人、皆で風邪をひいた。
しばらくルルアタックでしのいだが、
鼻が異常に詰まり苦しくて仕方ない。
観念してお医者へ行った。
初めて行く病院だったので、
少々不安だったが
ネットの少ない口コミ情報によると
まぁどれも大絶賛。
町の小さな内科。
扉を開けると、なんだか懐かしい。
子供の頃によく来たお医者みたい。
しばらくして名前を呼ばれ、
診察室に入ると、、、、
「どーぞ、こんにちは(´∀`)」
けしごむには、これが
「いらっしゃいませ、
毎度ありがとうございます」
のように聞こえた。
70代くらいの白衣を着た
かわいいおじーたんが、
こちらを見て深々とお辞儀をしている。
あぁ治るな、助かったと思った。
聴診器を当てながら、常にはにかむようにして優しくやさぁしく話す。
「心配ないでしょう」
という、いかにも町のお医者さんらしく言うその言葉が優しくて、ジーンときてしまった。
お大事に、気をつけて
と何度も腰を曲げてくれるので
なんだか申し訳なくなり、
いつまでもぺこぺこと
挨拶しあいっこをした。
そんな懐かしい昔ながらの感じなのに、
ひとつだけハイテク過ぎてビックリしたものがある。
体温計

診察中、けしごむが症状を伝え
「はだがづばる」と言った途端、
机上にあった電話の子機みたいなのを
サッと手に取り、ピッピと押し出した。
まさか。
どこかでっかい病院に行けとか?
こわい。いやだよ

そう思い、身をすくめると
白衣のおじーたんはいきなり
けしごむのおでこに向かって
子機をむけ、リモコン操作のように
「ピーーーっっ‼‼」
となにやら発射したのである。







「な、なんですか(´Д`;)」
そう聞くと、静かぁ~~にやさぁしく
「おでこから体温を測りました」
と一言だけ言い、またはにかみ出した。
今は脇の下に挟まないの?
肌に触れもせず、一瞬で測ってた。
そこだけ、ものすごくハイテクだった。
大混みで何時間も待つ病院だと、こんな先生にはなかなか出逢えない。
ゆっくり、自分の時間の中で
静かに緑に囲まれて診察する。
いいお医者さんと出逢えた。
ご飯を食べて、すぐに薬を飲んだら
もうなんか良くなった感じ。
癒されるってこういうことか。
具合悪くなくても、なんだかまた行きたい。
【本日の消しゴム】
ダシのお粥だけでしばらく過ごした。
胃腸が大変だった時以来。
これで少しは痩せないかなぁ。



