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君~と僕~くはいつでも
ここで会っているのさ
太陽~しか知らない
二人だけのひみーつ

本日のカラオケ:虹の都へ/高野寛



星野源くんのドキュメンタリーをみたときに、ライブのメンバーが気になった。


おや? あれは。


高野寛さまではないか?


好青年、信頼感のある真ん中分けサラサラヘア。こんなお兄ちゃんいたらいいな、なイメージであった高野寛さま。
けしごむたちが高校生の頃に現れ、
スポーツメーカーMizunoのCM曲を歌っておられた。
ねるとん紅鯨団の合間によく流れたCM。

深夜にちょこっとだけ聴ける、
あのワンフレーズは
なんだか特別感があった。

そんな高野さまは、近年は映画音楽にも携わっておられると聞いていた。
そんなさなかに、このドキュメンタリー。
お元気そう音譜


音楽とともに思い返してみると、
高校生の頃は本当に本当に
自由な3年間を過ごした。
中学が死ぬほど厳しかったので、
そこから解放された喜びなのか
先生とは友だちのように接し、
授業中も片耳にイヤホンを入れて
音楽なんか聴いたりしていた。

マンガ本以外は怒られもせず、
先生も寛大だったなぁ。

そんなクラスの中に、
なかなかのヤンキーちゃんがいた。
セーラー服の上下は極端に短く
髪もほぼ金髪で、もちろんパーマもかけていた。1年生からそうだった。

ある日の放課後、
けしごむを含む数人で安いカセットプレーヤーを持ち寄り好きな曲を集めて聴いていた。

ふと、ヤンキーちゃんが近づいてきて
何を聴いているのかと尋ねる。

片耳にイヤホンを突っ込むと、
もう片方も貸せという。

三つ編みした子たちはおずおずと退き、けしごむはヤンちゃんが聴き終わるのを待っていた。

「これ誰のうた?」

周りとめったに会話をしない彼女は、
長い長い前髪からこちらを見て珍しく声を張り、そう聞いてきた。


どれどれ、とイヤホンを取り返すと、
それは爽やかに歌う高野寛さまの曲だった。

あ~これはね、たかのひろしだよ。

「なんてうた?」

虹の都へ。


するとヤンちゃんは、
今まで見たことのない表情を浮かべながらあの座り方で、
しばらくじっと聴いていた。

この人の顔が見たいというので、
GBかパチ・パチどちらかの雑誌を広げたところ、食い入るように記事を読みながらニンマリ。


次の日もまた次の日も
近づいてきては、
「たかのひろし(を聴かせろ)」
とだけ呟き、ずーっと虹の都へを聴いていた。ひたすら聴いたのだった。

そのうち、生物の授業かなんかで
遺伝子を残すどうしたこうしたの授業があり、ユニークなおじさん先生がヤンキーちゃんに向かって、いたずらに
おい、オマエさんはどんな人が好みだ?
と聞いた。

するとヤンちゃんは迷わず

「たかのひろし」

と答え、教室をザワつかせたのだった。


自分の気持ちに素直なヤンちゃん。
バス遠足でも周りがユニコーンやプリプリを歌う車内で、覚えたての虹の都へを恥ずかしそうに披露。

長い爪をキラキラさせながら、昭和のバス特有な頼りないマイクで歌っていた。




その頼りないマイクとは、





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写真はお借りしました。




こんなやつでさ。
超歌いづらいのを回されてさ。


でもそこから、少しずつ、
皆の中へと溶けこんでいった。

夏休みが終わる頃には髪が金髪から茶色に変わり、制服もギリギリ引っかからない長さになっていた。

おそるべし、高野寛の癒しの力。

彼をお見かけするたんびに、
クラスメートとしてお礼が言いたくなるのである。


今日、あらためて、
ベステンダンク。




【本日の消しゴム】
に、虹のいろ...