学校に持っていってはいけないもの。
お菓子、おもちゃ、マンガ本。
わかっております。
ですが、だんだん高学年になるにつれ、
生意気ざかりになりますから、いけないと言われれば言われるほど
机の中や女子のレッスンバッグの中には
ヒミツがいっぱいになってゆくのであります。
レッスンバッグとは、ランドセル以外に持つサブバッグみたいなもの。
大きさは、A4サイズが横に入るくらいのマチがない手提げ袋のこと。
だいたい、素材はキルティングでできている。
そのバッグがそのうち巾着袋になり、その中にはまた小さな巾着が入っていたり、けしごむの手提げ袋はマトリョーシカのような構造になっていた。
だから、ちょいと持ち物検査されたくらいじゃなかなか悪さを見つけられないはずなのであった。
その中で、先生に見つかって怒られたのが、これ。
高橋良明くんの生写真。

まぁ~~とにかくカッコよくて、
毎月買っていた雑誌に載ってた
児童劇団の広告まで切り抜いては
大事に大事にしていた。
高橋良明くんとは、子役で当時のTBSでやってた人気ドラマによく出ていた男の子。
今見ても、本当にカッコいい💕
残念なことにある日突然、バイクの事故で天国へと旅立ったけど、当時はそのニュースを知った女子がショックで倒れたり、何人も学校を休んだ。
この写真は、ファンクラブに入った特典として贈られたもの。
確か1200番台だった。
怒られてもいいから、いつも良明くんを眺めてはニンマリしたい。
そんな想いで、こっそり下敷きやパスケースに入れて持ち歩いたこの写真。
小学校の低学年では決してできない、高学年の強み。
「持ってきちゃダメ? 知ってるよ」
とばかりにいつも見てたっけ。
あ~懐かしいなぁ。
今日はたまたま引き出しから出てきた写真を整理したんだけど、思春期にあまりにも夢中になった思い出は、がっつりと大人になっても消えないものであります。
何年かぶりにこうして写真整理していると、前に見た時とは違う感覚にうつる事がある。
自分では、ある時代を思い出し、
あの頃が一番元気できっと楽しい顔してんだろうと思っても、今見たらひょろ~っとして顔色が青白かったりして。
ファッションも笑えるし、いいと思ってても、ちょっとした思い出の勘違いもあったりする。
写真は撮らないで記憶に残す、という意見もあって、昔はえー!っと思っていた。
でも最近はほんの少~しだけ、
あぁ、なるほどぉそういうことねと思う事もあったりする。
これ不思議な感覚だけど、
記憶に残るあれこれを思い出す時は
写真みたいにいつも同じシーン。
だから見るのも思い出すのも
どこか似てると感じるのである。
それでも、こうして久々に手にすると
あ~大事にとっておいてよかったと
またもやニンマリしてしまう、
なつかし主義のけしごむであった。
【本日の消しゴム】
あやうく、先生に取り上げられそうになったが良明くんが学校内で騒がれ過ぎていたため、先生も恨みをかいたくなかったのか無事だった。

