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和菓子の「すあま」を初めて食べたのは、たしか小学生の頃だった。

お母ちゃんが町内会の何かで貰ってきたそれは、紙の箱にぼてっとふたつ並んでいた。

初めて見るので、とても珍しく
暫くはじーーーーっ目目っと眺め、
その後は指で少しだけ押しちゃったり
ちょいちょいと撫でたりした。
感覚といえば、ふんにりしてて
白い粉がうっすらついてるから
触り心地もサラり気持ちいい。
見た目はかまぼこのようであった。

今思うと、カットされておらず、
ピンクのかたまりがただふたつ、
箱の中に並んでいたのだった。

これはなんなのだ?
おもち?

運動会やマラソン大会の終わりにもらう
でっかいまんじゅうとは風貌が違う。
あんこも入ってなさそうだ。

じゃあ、なぁに?

指でつまんで持ち上げたら、重っ‼
重たいヽ(´□`。)ノ・゚

恐る恐るパクつくと、、、

あら。
さっぱり、ほのかな甘みが。
プニプニしてて可愛らしい。
うまい合格ラブラブ!クラッカー

しかし、興奮してふたつとも食べてしまった。美味しかったのだ。

暫くして、お腹が信じられない程膨らみ、苦しくて死にそうになった。

それ以来、すあまは見るだけのものになったのだった。

あれから出会うすあま全部、なみなみした形状で適度にカットしてあり、
そしてかまぼこのように外側がピンク色で中は白だった。
いつ、いかなる場合のすあまも同じ形状だった。

じゃああのすあまは、なぁに?
かたまりだったよ?
地元和菓子屋のオリジナルだったのかしらん。

今日、何が言いたいかというと、
あれ以来見るだけだったすあまを
何十年かぶりに食べたということだ。

売り場のお皿には
奥からしょうゆ串団子、真ん中みたらし入り団子、そして手前がすあまだった。

ぜんぜん売れてなかった。
すあまだけが。

かわいそうに思えた。
しかもミニミニサイズで、パックの中で肩を寄せ合いながらぎゅゅううっとしていた。待ってるかのように。

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よく、一目惚れで何かを買うときに
「私を呼んでた」
などと表現するが、まさに今日、
すあまがアタクシを呼んでいた。

「おいしいよ」
「さぁさ、買ってよぅ」

と、呼んでいたのだった。


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連れてきたすあま。
「寿甘」って書くんだ!


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このぎゅうううっとしてるのが、
可愛らしかった。

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ほれ、こんなに小ちゃい天使


そして感動の実食、、、、

(T▽T)尸~~!!

(ノ´▽`)ノ

ლ(ʘ▽ʘ)ლ

゚・。・(ノ∀`)σ・。・゚


美味い‼
こんなに美味かったか⁉
やはり美味かったのだ‼‼

いえ、あの日よりもっともっちりしており、一口サイズなのもあって食べやすい。

とにかく、美味いのだ‼

癒される程のお味。
今週、いちばんの買い物であった。

皆様、
みたらしやおしょうゆ味もいいけど、
たまには、寿甘もお願いします。




【本日の消しゴム】
すあまの消しゴムを作ってくだされ。