こんにちは。Gingerです。

 

私が尊敬している人の共通点。それは

「力んでいない」

 

タモリさん。樹木希林さん。志村けんさん。料理家では栗原はるみさん。

 

皆さん超一流ですが、全員、やったるでー!感がゼロ。

 

自分で居ることを、諦めて(あからかに見る)、許して、楽しんでいらっしゃる。

 

どの道でも、超一流になる方は、ただ、自然体で、自分で、今と向き合ってこられたんだなあと実感します。

 

でも、皆さん最初から力んでいなかったのか。

 

それは、もしかしたらそうじゃないのではないかと。

 

タモさんなんかも、若かりし頃はなかなかハードに体当たりで道を切り開いていらっしゃる。

 

希林さんにしてもしかり。

 

つまり、何が言いたいのかというと、

大切なのは最初から力まないことではなくて、

若い頃は力みまくって、色々なものに挑戦して、

体当たりでぶち当たっていく位でいい。



 

ただ、ある時期が来たら、何となく、色々なことが腑に落ちたり、

自分というものをいい意味で「諦める」(あるがままに観る)という瞬間がくる。

 

そうなった時に、自然と力みが抜けるんです。

 

思いっきり力んだからこそ、自然と力みが抜ける。

 

それが、素敵な大人の姿なんじゃないかと感じるババーの秋です。

 

ヨガにおいても、力みを抜くことを最終形にしています。

 

最高に均整がとれていると、力む必要がないんです。

 

力んでいるときはどこか、バランスが悪い時。

 

でも、ヨガも同じで、最初は色々な場所に力が入って、理屈をこねながらポーズを完成させようと頑張るんです。

 

で、何となくポーズが形になってきたら、そこからは力みを抜いていく。

 

すると、どこにも境目がない状態になっていく感覚があります。

 

だから、力みが抜けている素敵な大人を見ると、

 

「ああ、素敵だなあ」とこちらの力みが抜けるんです。

 

ソーユーヒトニワタシモナリタイ。