こんにちは。Gingerです。

 

人気の女優さんっているじゃないですか。

樹木希林さんが私の中で最高峰ですが。

 

主役じゃなくても、与えられた「役」を全力で演じ切る女優さん。

 

そういう女優さんには、次から次へと「役」が舞い込んでくる。

 

それは、まったくもって「日常」にも置き換えられます。

(偉そうに語ってますが、つい最近体験学習したことです。)

 

人は生まれながらに「体」と「役」をセットで与えられている。

という有難いこの世の仕組み。

自分の役割を自覚した日

 

生まれた瞬間は「男の子」「女の子」「赤ちゃん」って役割を既に与えられています。

 

そこから、少なくとも「男」「女」のどちらかの性別と(これはもちろんココロの性別も含めて)

「子供」「大人」「妻」「夫」「シングル」「会社員」「経営者」「主婦」「お母さん」「お父さん」「おじいちゃん」「おばあちゃん」「病人」「健康な人」・・・・など、何かしらの役割をその時々で必ず与えられているのです。

 

まずは、今、好むと好まざるとに関わらず、「与えられている役」を熱演してみる。

 

そうすると、その熱演っぷりに感動する人が必ずいます。

 

何より、自分が変わっていくんです。

なんというか、エネルギーが変化していく。

 

ドラマでも映画でも、素敵な役から、あまりやりたくない役まであるけど

どの役でも、名演技は惹きつけられるものがあります。

 

それはつまり、「今」「自分」を受け入れているからなんだと思います。

いい意味で「諦めている」

 

諦めるとは本来の意味は「つまびらかに【明らかに】みる」ということ。

つまり、あるものをあるがまま、受け止めているという状態です。

 

私は長い事自分の役を拒否してきました。

「人間」「日本人」「女」「妻」「お母さん」

 

でも、それやってたらいつの間にか、猛烈に孤独になっていたのです。

 

与えられた「役」を演じていないんだから、

舞台に立っていない状況だったのです。

 

だから、孤独で当たり前なんです。

 



 

そこで、やっとこさ、自分の「今」を「諦め」てみました。

人間である自分を諦めて、自分の女性らしさも認めて、堂々と妻とお母さん役演じたるわ!って決意したんです。

 

そしたら、まあ、石原さとみも真っ青の名女優っぷり。(ぶんなぐってください)

 

本来の自分の「タチ」のようなものが解放されて、何年振りかに

「朝起きて、一日が楽しみ」というジンワリした喜びを感じたのです。

 

きっと、皆それぞれ「演じたい役」つまり「なりたい自分」像があると思います。

 

でも、それにつながる唯一の方法は、「今」「与えられている役割」をこなすこと。

そこから、全てがつながっていきます。

 

ここじゃない、私じゃない何かを求めるよりも

今ここの私を熱演してみる。結果を求めずに。

 

「今」がきつすぎて、見たくない。向き合えない。

 

そんなときもあります。

 

そんな時は、そんな自分を熱演すればいい。私はこれを何年もやってきました。

 

ただ、苦しくて苦しくて抜け出したいなら、今、与えられた「役割」をもう一度見直してみて。

 

自分が演じている役のほかにも、与えられている役割、あるかもしれません。

さけてきた役割、あるかもしれません。

 

そこに気が付いてほしいという、自分の声かもしれません。