こんにちは。Gingerです。
人気の女優さんっているじゃないですか。
樹木希林さんが私の中で最高峰ですが。
主役じゃなくても、与えられた「役」を全力で演じ切る女優さん。
そういう女優さんには、次から次へと「役」が舞い込んでくる。
それは、まったくもって「日常」にも置き換えられます。
(偉そうに語ってますが、つい最近体験学習したことです。)
人は生まれながらに「体」と「役」をセットで与えられている。
という有難いこの世の仕組み。
生まれた瞬間は「男の子」「女の子」「赤ちゃん」って役割を既に与えられています。
そこから、少なくとも「男」「女」のどちらかの性別と(これはもちろんココロの性別も含めて)
「子供」「大人」「妻」「夫」「シングル」「会社員」「経営者」「主婦」「お母さん」「お父さん」「おじいちゃん」「おばあちゃん」「病人」「健康な人」・・・・など、何かしらの役割をその時々で必ず与えられているのです。
まずは、今、好むと好まざるとに関わらず、「与えられている役」を熱演してみる。
そうすると、その熱演っぷりに感動する人が必ずいます。
何より、自分が変わっていくんです。
なんというか、エネルギーが変化していく。
ドラマでも映画でも、素敵な役から、あまりやりたくない役まであるけど
どの役でも、名演技は惹きつけられるものがあります。
それはつまり、「今」「自分」を受け入れているからなんだと思います。
いい意味で「諦めている」。
諦めるとは本来の意味は「つまびらかに【明らかに】みる」ということ。
つまり、あるものをあるがまま、受け止めているという状態です。
私は長い事自分の役を拒否してきました。
「人間」「日本人」「女」「妻」「お母さん」
でも、それやってたらいつの間にか、猛烈に孤独になっていたのです。
与えられた「役」を演じていないんだから、
舞台に立っていない状況だったのです。
だから、孤独で当たり前なんです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180920/17/ginger65/e5/37/j/o0780108014269539985.jpg?caw=800)
そこで、やっとこさ、自分の「今」を「諦め」てみました。
人間である自分を諦めて、自分の女性らしさも認めて、堂々と妻とお母さん役演じたるわ!って決意したんです。
そしたら、まあ、石原さとみも真っ青の名女優っぷり。(ぶんなぐってください)
本来の自分の「タチ」のようなものが解放されて、何年振りかに
「朝起きて、一日が楽しみ」というジンワリした喜びを感じたのです。
きっと、皆それぞれ「演じたい役」つまり「なりたい自分」像があると思います。
でも、それにつながる唯一の方法は、「今」「与えられている役割」をこなすこと。
そこから、全てがつながっていきます。
ここじゃない、私じゃない何かを求めるよりも
今ここの私を熱演してみる。結果を求めずに。
「今」がきつすぎて、見たくない。向き合えない。
そんなときもあります。
そんな時は、そんな自分を熱演すればいい。私はこれを何年もやってきました。
ただ、苦しくて苦しくて抜け出したいなら、今、与えられた「役割」をもう一度見直してみて。
自分が演じている役のほかにも、与えられている役割、あるかもしれません。
さけてきた役割、あるかもしれません。
そこに気が付いてほしいという、自分の声かもしれません。