少し、私の今までのことを書きます。
私は24で結婚、子供を2人抱えて28で離婚しました。
離婚は、絶対しないつもりでいました。
でも結局は、家庭裁判所で調停となり、
「あなたも若い。子供さんと第二の人生を歩んではどうですか?」と、調停員に諭されました。
夫とは、やり直せない。その事を受け入れ、覚悟を決めました。 本当に辛い思いをしたので、気持ちを切り替えました。
そうよ。
子供が小さいうちで良かった。
再婚しよう。新しい人生を歩もう。
慰謝料と養育費で、贅沢しなければ生活できる。
この子達と、ゆっくりしよう。
これからの事は、それから考えよう。
そう思っていました。
甘かったです。
離婚した月に、決めた額の半分が振り込まれましたが、それからは振り込まれず。
離婚して、さらなる地獄を見ることになりました。
同居の姑からの家賃の催促、震災後の住宅不足、不動産屋から足元見られ、保育園には入れず、失声症で看護師として働けず、元夫との慰謝料等のやり取りや、慣れない仕事などで、精神を病み、、。
その頃、どうやって生きてきたのか、今でもあまり思い出せません。私の周りのものは全て敵に見えて、私一人で全て抱え込んでいました。
再婚どころか、生活するのが手一杯で、子育ても十分にできてたとは言えない状態で、毎日の生活をしていました。
それでも、乳飲み子だった二男も手が離れ、経済的にも少しずつ落ち着いて来た頃、
ふと、自分の人生と「再婚」の二文字が思い出されたんです。
そうだった。 再婚するんだった。