1年しか生きられないなら、こんなことやらない

 

 

 

 

「来年の桜は見られないかも?!」

生まれて初めて

死を意識したのは

3月初旬のことです

 

結果から申し上げると

良性で

問題ありませんでした

 

 

ただ、今回の件で

家族や仕事

何より自分自身のことを

考え直す良い機会となりました

 

ひと月の間に感じた様々なこと

備忘録として

書いていきたいと思います

 

 

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ことの発端は

昨年の11月ころから続く体調不良

 

のどのつまりや痛み

胃の不調と食欲不振

胸の苦しさ、夜中の咳など・・・

 

今までは

体調を崩しても

長くて数週間すれば

よくなるのに

今回は回復するどころか

だんだんと悪くなる

 

 

2月に行った韓国旅行も、

出発前日に発熱したりして

とても楽しみにしていたにも関わらず

半分ほどしか満喫できませんでした

 

 

帰国してからも

一向に良くなることはなく

 

さすがに我慢ができなくなって

検査を受けることにしました

 

胃カメラからの生検

 

結果を待つまでの10日間

結果を受けた後の脱力感

 

日々移り変わる心情と

自分の思いもよらぬ行動

 

元気な時には気づけない

・・・気づこうとしない?

本当の気持ちに戸惑いました

 

 

少し時間が経っていますが

お付き合いくださいね

 

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今になると、

そんなに急を要する状態なら

生検に出す前

検査しただけで

分かっただろうと気づきます

 

 

冷静でいられなかったのには理由があって

 

・症状が、食道がんで他界した父と似ていた

・食道がんは、自覚症状が出た時には手遅れが多い

・知り合いが食道がんで4か月の闘病後、他界したばかり

・直前に13歳下の従弟が癌の治療中だと聞いた

 

そんなことが重なり

死が、とても身近にありました

 

 

死ぬかも!!

と本気で思ったその時こそ、

本質(本心)に気づけるんですね

 

 

検査当日は麻酔が残っていたのか

何も考えられず

まさに無の状態でした

 

翌日、朝起きて

一番にしたのは片づけ

 

そして、身の回りを整理しながら

思ったのが

 

「あと1年しか生きられないんなら

○○なんてやめよう!」

でした

 

○○に該当することが

実にたくさんあって

 


サブスクから仕事に関わること・・・

とにかく

思いついたあらゆることを

やめていきました

 

 

そこで気づきます

 

 

私、自分らしく生きていると思っていたけど

心からやりたくてしていることなんて

あんまり無いな!

 

その衝撃!

 




今まで決めかねて

グズグズ続けていたことや

頑張っていたこと

良かれと思って続けていること

 



どれもこれも

一瞬で捨て去りました

 

 

人って、時間があると思うから

選択を後回しにするし

分からないふりもするけど


 

死を前にしたら

どんな難しい問題も

本能的に取捨選択します

 

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一つ驚いたのは

「やっておけば良かった」

という後悔が一つもなかったこと

 

うまくいったかどうかは別として

とにかく

挑戦だけはしてきたからでしょうか?

 

 

 

死を見つめた10日間

初日に頭に浮かんだのは…

 

全部いらない

こんなことやりたくない

 

というものでした

 

 

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翌日の朝になると、

他の思いでいっぱいになるのですが

それはまた明日の記事で