昨日は待ちに待った


ズーラシア 大人の1日飼育体験!!!クラッカークラッカークラッカー


どんどんパフパフ音譜

それはそれは楽しみで、寝坊しては大変、と緊張していたら、


朝4時半に目が覚めた。目


目覚まし設定は6時なので寝なおししたら、今度は


5時過ぎからシナ様がゲロをお吐きになった。( ̄Д ̄;;

しかもワタシのベッドの下で!


くさくて寝られないので、片づてもうひと寝入りしようと思ったら、もう本当にうとうとしかできず。。。


やや睡眠不足。

でも、眠いと言う感じはなかったのでOK!



朝9時20分に正門ゲート前に集合~


すでに抽選で担当動物は決められていて、私の担当動物の欄には


オカピキラキラ


と書かれていました!!!


わーいわーいわーいヾ(@^(∞)^@)ノ


にやにやしながら名札をもらい、全員で会議室に移動してオリエンテーション。


オカピ担は2名の予定だったのに、もう一人は残念ながら体調不良で欠席。

あーなんてもったいない。。。

一人でオカピ担を満喫してきました。


オリエンテーションが終わって外に出ると、各動物担当の飼育員さんが待っています。

私の担当指導員はKさん。

ごあいさつして、歩いてオカピ舎に移動。


オカピの展示場の横の「立ち入り禁止」と書かれたドアを開けて、動物園のバックヤードに入ります。

どっきどき~ドキドキ


動物園では、各舎に入るドアの前に消毒液をためたごく浅いくぼみがあり、

入る前に必ずここに両足をちゃぷんちゃぷんとつけます。


中に入るとそこはオカピたちのお部屋でした。


現在ズーラシアにオカピは6頭います。


スペード男子チーム

キィァンガ

ホダーリ

トト


ハート女子チーム

レイラ

ルル

カセンイ


キィァンガとカセンイがなかなか覚えられず。。。(;´▽`A``


キィァンガとレイラが国内で最初に来たオカピで、夫婦。
ズーラシアではオカピの繁殖にも力を入れていて、トトは孫世代にあたるそうです!


さて、飼育体験はまず、獣舎の掃除。


コンクリート床の四角い部屋は隅にオガが敷いてあって、ここがトイレ。

このオガは毎日全とっかえです。

毎日きれいなオガトイレキラキラ

ぜいたくですな~。


オカピはトイレをきれいに使うんです。

ちゃんとここでするし、部屋中にまき散らしたりすることはありません!!

掃除しやすい!!ぶらぼー!!


このおしっこのしみたオガと、糞をスコップですくって、片づける作業。


ふふ

草食動物のう○こ取りなら慣れているわ。( ̄▽+ ̄*)

オカピはキリン科の動物で、胃が4つある反芻動物なので、馬のボロのような繊維をたくさん含んだ糞はなく、

シカやウサギのような粒粒うんち。

くさくないよー。


お次は寝わらの交換。

オカピ、体のわりに寝わら面積小さいです!

足を折りたたんで寝るからこんなもんでいいのだとか。

寝わらも、片づける。


そしたら部屋中に水を流して、ブラシかけをして汚れを落とし、最後はワイパーで水切りをして、お掃除終了。


次に、部屋の天井からぶら下げている葉っぱつきの枝を交換する作業。

野生下のオカピは木の葉を主食にしているのですが、動物園で毎日木の葉を用意するのはとても大変。

なので、メインは牧草なんだけど、木の葉も1日3枝与えます、と。

(朝は枝のみ)


脚立に登り、天井からぶら下がっている鎖に絡めてある丸はげになった枝を外し、

新しい枝を鎖に巻きつけます。


足元に気をつけてくださいね。

高いところ苦手だったら言ってください。


とKさん。


いえいえ、やらせていただきますともさ!

枝の設置が終わると、新しい寝わらベッドとオガトイレが用意され、

お部屋のセット終了!!

ピッカピカになりましたキラキラ


Kさんと私は部屋の外に出て、廊下からKさんが操作してゲートをがーっと開くと、お外のパドックにいたレイラがのっそり入ってきました。


きゃー!!

ワタシの用意した枝を食べてるっ(*゜▽゜ノノ゛☆

オカピ萌え~ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!


Happy Tails Lover-レイラ
食事の途中でこっちを見るレイラ。

奥のわらがベッドだよ。(*^▽^*)



警戒心が強いと言われるオカピだけど、この頃になるとワタシの存在に慣れてきて、警戒心<好奇心になってくる。


通路側の壁の近くまで近寄ってきて「あんただれ~?」と見に来ます。


きゃわゆいっラブラブ



Happy Tails Lover-トト
トト。

この後、壁際まで近づいてきてくれたのー。ラブラブ!


同じ部屋に入れないのがちょー残念だけど、仕方ない。


オカピは生態研究の進んでいない野生動物。

普段から信頼関係を築いている飼育員さんなら大丈夫としても、よく知らない人間が入ることでどんな反応をするか分からないです。

万一パニックになるようなことがあれば人間もケガをするかもしれませんが(これはある意味自業自得)、

貴重な希少動物であるオカピ自身も傷つけてしまう可能性がある。

だから、壁越しの対面は当たりまえのこと。


それでも息がかかるくらい近くまで来てくれただけで幸せだよーーーーーん!!


ありがとう、ありがとう、ありがとうラブラブ



至近距離でオカピを観察していて発見したこと。


1オスよりメスの方が体が大きいビックリマーク

  哺乳類では珍しいよね~。

  どんな理由でそうなっているかは、分かっていないそうです。


2蹄が小さいビックリマーク

  体の大きさの割にかわいらしい蹄。

  偶蹄目なので二つに割れた蹄だけど、大きめのミニチュアポニーみたいな感じ。


3舌、長いビックリマーク

  キリンの仲間(というか祖先にあたるらしい)なので、黒っぽくて長い舌です。

  長い舌を出して、自分のほっぺたあたりをピタピタ叩いていた。WWW


4舌、ザリザリビックリマーク

  オカピが獣舎の壁をなめると「ザーリザーリ」と音がするのだ。

  Kさんは枝を替えに獣舎に入って、キィァンガに頭をなめられてましたが、痛いそうです。

  うう、ワタシもなめられてみてー。


5耳、でかっビックリマーク

  森の中で危険を察知するために大きくなったんでしょうけど、

  逆を言えば耳がよく聞こえるから警戒心も強い、ということなんでしょー。


6冬毛が伸びないビックリマーク

  アフリカはコンゴの密林出身なので、冬毛を伸ばす必要もなかったんでしょうね。

  寒さには弱い動物です。

  獣舎の気温は15℃を下回ると暖房が入るし、屋外展示は気温7℃以上で陽の出ている日のみだそうです。

  キリンやシマウマは寒くても平気だけど、それは多分、サバンナの朝晩って寒いから適応できているんだろうね。

  


オカピ飼育体験は午前中で終了。

残念~

午後もやりたかった~(←アンケートにもそう書いたWW)


ランチを食べて、午後はほかの担当の参加者さんたちとイベント参加でしたー。



~つづく