動物の世界では
仲間が、ハンディキャップを負った一頭をよってたかって殺してしまうことがあるらしい。

人間も動物だ。

自分よりも弱い者、
弱っているひとを見つけては
言葉や偏見のナイフを振りかざす。

もし全く同じ言葉が自分に向けられたら
「酷い!」
と、誰よりもキイキイ騒ぎ、
長年、根に持つだろうに。

それでも自分が、他人に見えないナイフを振りかざしていることには気付こうとしない。

確信犯ならともかく、
それを「無自覚」に「善意」という名の下にやっているとしたら
病は深い。

いつも周りの誰かが
我慢したり
水に流してくれたりしていることなど、
想像だにしないだろう。

弱っているひとを探しては
踏みつける。

そんな人間は
余りにも憐れだ。

決してそんな風にならないように
気を付けようと思う。