JR石北沿線応援ツアー
オホーツク「黄金郷」の時代をたずねる
金山と森林鉄道、4つの産業遺産めぐり
生田原からJR快速きたみに乗車し、
丸瀬布駅に降りた私たちは、町営バスで森林公園いこいの森に移動しました。
北海道遺産 雨宮21号
今年の運行を終えた雨宮21号ですが、
ツアーのために特別運行をしてくださいました。
そして、この日は、積雪が!
「雪と雨宮21号!」

煙を吐いて私たちをお迎えしてくれました。

白い雪と黒い雨宮21号
本当にこのツアーはラッキーでした

昭和54年に新築した機関庫です。
興味津々で見学しています。
昭和3年から33年まで林業の町、丸瀬布を支えた「雨宮21号」
町民からは、「カンコーの汽車」と呼ばれ親しまれていました。
町の20代から30代の青年で作る「山賊会」で懇親会をしていたところに
とんでもない情報が飛び込んできました。
「カンコーの汽車がなくなるぞ!」
皆で力を合わせて「カンコーの汽車」を残そう!
カンパもあっという間に10万円も集まり、町長に保存運動を要請し
保存決定
昭和44年に、雨宮21号にまたもや危機が
群馬県の林材技術センターへ移管することが内定
住民からは移管反対運動がおこり反対証明700名分も集め
必死に移管反対運動を展開しました。
そして、移管反対運動は勝利しました。
雨宮21号を愛する住民の皆さんたちの思いが通じました。
約50年前のこの運動から多くのことを学ぶべきだと思わざるをえません。。。
昭和57年には、森林公園いこいの森で動態保存が始まりました。
森林鉄道蒸気機関車の動態保存は全国唯一です。