先日南紀へ行きました。

 

写真は那智の滝のみ今年のものですが、他の写真は昨年の

 

節分の頃に行った時の写真です。

 

今年は天候に恵まれず、2日目は雨模様だったので

 

伊勢の方へ向かって、海の景色を堪能する事が

 

出来ませんでした。

 

初日は家を出て、十津川を抜けて那智へ向かいました。

 

以前の甚大な台風の被害により、十津川へは道が整備

 

され、昔より早く十津川へ着きました。

 

明治の時だったでしょうか、やはり台風で山が崩れて

 

その時の一部の住民は北海道へ移住しました。

 

北海道の新十津川村という村はそのように生まれたと

 

いう事なのだそうです。

 

神戸から船で北海道へ向かったのですが、神戸までは

 

徒歩で行ったのだそうです。

 

十津川というのは本当に奈良の山奥で、バスで何時間

 

も揺られてやっと奈良の市街地に出れるという交通の便の

 

悪い所です。

 

市街地と言っても、まだのどかな田舎です。

 

何でも時代時代の落ち武者が追手を逃れて、山のまた山の奥

 

という十津川まで逃れたという歴史があります。

 

関東方面からの武士が逃げたのか、十津川では関西弁では

 

なく、標準語でのイントネーションが話されたりしている

 

ようです。

 

昨年に南紀を訪れた時、写真をアップしたかったのですが

 

パソコンの事情で時間が掛かると言う事で諦めました。

 

下の2枚の写真は本州最南端の潮岬で撮影したと

 

思います。

 

高い所からの写真は観光タワーから撮ったものと

 

思います。

 

タワーからではなく、海の傍で景色を見ていた時、

 

戦死した義父母の長男の事を思いました。

 

義父母の長男〔長兄〕は両方ともフィリピンで戦死しました。

 

義母の方は分かりませんが、義父のお兄さんは多くが

 

そうであったと思いますが、遺骨は帰ってきていません。

 

 

初めてバリへ行った時、飛行機でフィリピン上空を通る

 

のですが、この辺りに過去帳に書かれている義父の長男

 

の骨があるのかなと感慨深い気持ちになった事が

 

あります。

 

でも、正直、遠い話にも感じていました。

 

戦後に生まれて、戦争の空気は薄くなっていましたので、

 

その悲惨さが実感としてはありませんでした。

 

 

潮岬の南端に立って海を眺めていると、方角的にこの方向は

 

オーストラリア、フィリピンかと色々考えていますと、ふと

 

フィリピンという場所がリアルな感覚として感じられました。

 

この海をずっと海続きで遥か遠くまで行くとフィリピンなんだ

 

と感じたのです。

 

そしてその遠さとか、今では普通に海外旅行へ行ったり

 

しますが、戦前に海外へ行く人など殆ど居ない時代に

 

船に乗せられ、遥か遠くのフィリピンで命を落とすなんて

 

何て理不尽な事が行われたのだろうと想うと、涙が溢れて

 

きました。

 

誰が好き好んで行った事もない、何の縁もない遠い地で

 

死ぬ事を望んだろう、そんな想いに悔しくて可哀想で、

 

今でもその時の感覚を思い出すと涙が出てきます。

 

 

国というものは、いざとなれば庶民を虫けらのように

 

扱うものだと思います。

 

今問題の北朝鮮にしても、核を持とうとしている危険な国

 

だから、攻撃するという建前です。

 

しかし、それって随分おかしな話だと思うのです。

 

核は勿論開発する事には反対です。

 

そしてアメリカだってロシアだってどこの国だって本当は

 

そんな武器を持つべきではない筈なのです。

 

核を開発とか、持つとかはしないで欲しいです。

 

でも、それで今から何処かの国を攻撃しようとしている

 

訳ではないのでしょう?

 

攻撃を前提としても、何も無ければいきなり核を打ち込む

 

訳はないのです。

 

だって、そんな事したら終わりじゃないですか。

 

北だって終わってしまうじゃないですか。

 

アメリカやロシアとか、核だjけでなく、表向きには公表

 

されないけど、昔よりずっと進んだ武器が開発されて

 

いるという情報があります。

 

プラズマ兵器などを使うと敵は姿形もなく消されるという

 

情報もあります。

 

イラクで使われたのではという憶測もあります。

 

核を開発、持つからと戦争に繋がってしまう攻撃を行う

 

なんて、狂気の沙汰だと思うのです。

 

何の権利があって、戦争を起こし、何万何十万もの人の

 

命を危険に晒すのか、全く理解出来ません。

 

そしてそんな狂気のアメリカにいつも賛成して支持する

 

日本、同じく狂気じゃありませんか。

 

イラク戦争も世界の何処より早く戦争を支持して表明、

 

結局戦争は過ちだった事が判明、しかし誰も責任を

 

取りません。

 

福島の事故にしても誰も責任を追及しない、取らないという

 

異常な国家である事が露呈しています。

 

日米安保というより、日米危険条約と感じます。

 

アメリカがついてくれていないと、北朝鮮や中国が

 

日本を攻めて来ると思わされていると思います。

 

洗脳されているのだと思います。

 

現実的かどうかは別として、スイスのように永世中立国

 

になって貰いたいです。

 

スイスでは国民全家庭が非難できるシェルターが確保

 

されているとの事です。

 

勿論自国を守る為に徴兵制の導入などがありますが、

 

平和ボケして、いつの間にか戦争が起こされて、多大な

 

人名が被害に遭うより、永遠に外国を侵略しません、

 

中立国でいます、この方がいいです。

 

 

おかしな、おかしな安倍政権です。

 

自民党、公明党、大阪維新などを支持していては

 

とんでもない国になる事が明確なこの頃です。

 

幸福実現党なんてのも危険な匂いがプンプンですが。

 

 

新聞に、北からの爆弾に備えてという記事が載っていました。

 

しかし「そんな未来は選択せんし!」と呟きました。

 

どうぞ皆さんもそんな未来を選択しないで欲しいと

 

思います。

 

もう、戦争なんて日本人として、人間としてコリゴリです。

 

今日も読んで下さって有難うございました!