「ほろほろ」 と 〆のごはん
秋の、色づく自然が見たくなって
埼玉・茨城の県境を散策しに行った。
ハゼ、ナナカマド。
稲刈りの後の田んぼ。
産直店で、ハト麦茶、もちきび、大根の糠漬けを買った。
驚くほど安い。
といっても、大根の糠漬けは、あまり、お漬物を食べない我が家には、いらなかったかな。
おいしいけれど。
そこで。
「ほろほろ」 を作ることにした。
十年前、岩手で出会った、料理です。
五月。
八百屋さんに 「うこぎ」 が並び始めると、作るのが 「うこぎのほろほろ」
うこぎを茹でて細かく刻み、同じく刻んだ鬼ぐるみと、味噌漬け大根を合わせた料理。
昔、南部藩のお侍に差し上げたところ 「ほろほろ」と膝にこぼれたからだという。
ありふれた素材を、こうして丁寧に刻むことから生まれる
「やさしさ」の料理。
うこぎの代わりに、根三つ葉かセリを使う。
そして、味噌漬け大根の代わりに、糠漬け大根を。
鬼ぐるみじゃなくて、普通のクルミを合わせて。
「三つ葉・クルミ・大根の糠漬で 『ほろほろ』 」
レシピは、右クリックしてください。 → http://cookpad.com/recipe/1597587
もひとつ、レシピの紹介です。
これまた、もう十五年前、知人宅での、酒の後の〆ご飯に出されたごはんです。
「ちりめんじゃこ・油揚げで大根おろしごはん」
料理教室でも、何度も取り上げているレシピです。
煮切り酒と醤油を合わせたタレの代わりに、スダチ、醤油で簡単にしました。
レシピです。→ http://cookpad.com/recipe/1597184
昔のレシピ、どんどん簡単にしています。
これも 「断捨離」?
やかんで沸かした、ハト麦茶を、いただきながら
すっかり早くなった日暮れに
連なる、オレンジ色の街灯を、ぼんやり見下ろす。
このごろ、なんか、友だちとの会話で、よく出る言葉は 「断捨離」 に 「老前整理」
秋、深まりますね。
