宇佐美駅の藤棚。
この白い椅子に座って時々ぼけーっとしています。
朝早くから佐藤さんの件で走り回ったから疲れたがらお家に帰りお食事してから少しお昼寝しようかなと思い宇佐美駅に着きました。
私はこの藤棚の下の白い椅子に腰掛けて時々ぼけーっとしています。
花の下が好きです。
花先生と声かけてくれたのはお寿司屋の奥様でした。
お寿司また食べに行きますね。私がついついもう一年もご無沙汰していたことを詫びると、花先生今はただの主婦ですよ。寿司屋の女将は半年前に辞めましたよ。店はやっていけなくて閉めましたとか。
あらーそれは知らなくて申し訳なかったわね。新鮮なお魚で美味しかったのに残念だわ。
温泉にお客様も来なくなり、旅館も閉館したら寿司屋も閉店に追い込まれますよ。地元の人は食べに来ないからねえ。
そうなんです。宇佐美は田舎だから地元の人は必ずお家でご飯食べます。お寿司屋に行った時も旅館の浴衣の人ばかりでした。
お寿司屋の女将さん、現在は主婦の方と30分くらいお話しました。
伊東市も半数以上のホテル、旅館、レストラン、食堂が倒産したり、やっていけないから閉店したりらしいと彼女は言いました。
藤棚は何時も毎年変わらないで咲くのにねえ。
ため息をついて上を見上げる元お寿司屋の女将さんの目に涙が浮かんで見えました。
悔しい思いは一緒ですよ。私の叔母も大倒産。私も昨年被害にあってますもの。頑張りましょうお互いに。
