広大無辺の銀河の果て、

貴方に伝えたい言葉がある。

星より降りしその命、

余すところなく燃やし尽くし、

また再び出逢うまで…

 

 

 

魂に刻みし

喜怒哀楽の感情を、

宝物のように抱きしめて、

羽ばたきたまえ地球の子。

 

 

 

傷つき、

折れた翼であろうと、

貴方の笑顔に包まれて、

七色の光の粒子が舞い踊る。

 

 

 

翔べよ、翔べ。

心の翼を大きく広げ、

遥か彼方の銀河の果てへ。

翔べよ、翔べ。

貴方の光は誰にも消せぬ。

 

 

 

永遠(とわ)の歌、

口ずさみながら生きてゆく。

苦労の末の邂逅(かいこう)に、

抱(いだ)きあう友、懐かしや。

 

 

 

 

生まれ生まれて、

終わることなき銀河の旅。

幾重にも重なる物語。

その一つ一つが貴方の心。

 

 

 

日々の暮らしの只中で、

ふと見上げる夜空の彼方。

そこに貴方の星がある。

今は地球のふところに、

抱(いだ)かれ、旅の途中なり。

 

 

 

いつか還る日夢に見て、

蒼き星の子守唄、

優しき地球の母の声、

耳をすまして聴きたまえ。

 

 

 

愛しい、愛しい、

蒼き地球の子守唄。

銀河の彼方から聴こえ来る、

星の歌と重なりて…