
皇居全景
読売等の新聞記事によると、オーストラリア紙の元東京特派員の著書『プリンセス・マサコ』に侮蔑的
な記述などがあるとして政府と宮内庁が著者に抗議していた問題で、日本語版の刊行を準備していた講談
社が出版を中止すると発表したが、これは全く間違った決断だ。同書には少なからぬ事実誤認などが認め
られたため、著者のベン・ヒルズ氏の了解のもと、修正原稿を完成していた。 ところがヒルズ氏は、取
材に対し「謝罪する必要は何もない」などと発言したため、「著者との信頼関係を保つことができない」
と判断し、講談社は出版中止を決めたという。出版社としての信念も理念も誇りもひとかけらもない情け
ない姿。。。もはや出版社を止めたが良い!
そもそも作家がある人物を本にする場合、主に3つのパターンが考えられる。
①その人物の生き様に共鳴し、広く世間に紹介したい。
②伝記など、作家の感情を極力入れず、ただその人物の人生を淡々とありのままに記す。
③政治家など社会的地位や名声のある人物のスキャンダルや問題を暴露し一般社会に告発する
②伝記など、作家の感情を極力入れず、ただその人物の人生を淡々とありのままに記す。
③政治家など社会的地位や名声のある人物のスキャンダルや問題を暴露し一般社会に告発する
『プリンセス・マサコ』は③に当たる本だと見られる。この場合、本を書いた著者のベン・ヒルズ氏は雅
子妃を取り上げることで日本の皇室の問題点を暴こうとしたことが想像される。それは、著書『プリンセ
ス・マサコ』に対し「侮辱的な記述がある」として、政府と宮内庁が著者ベン・ヒルズ氏に抗議している
ことからから見て間違いないだろう。
それに対し著者ベン・ヒルズ氏は指摘された事実誤認の箇所を了解し修正原稿を完成させていた。そして
講談社も出版を用意していた。ここまで来れば著者には何の問題もない。後は出版社が出版すればいいの
だ。しかし何を血迷ったか講談社は著者ベン・ヒルズ氏に【謝罪しろ】と言ったのだ!
そもそもベン・ヒルズ氏は①や②の為に書いたのではない。おそらく『人として、女性として優秀な雅子
さんが、皇室の入ったとたん、その力をは発揮できないばかりか、心の病を患い公務も出来ないまでにな
ってしまった。何故優秀な雅子妃が病気になってしまったのか、皇室に何か問題があるのではないか。あ
るのなら皇室の問題点を暴き、それを日本人に知ってもらいたい・・・』おそらくこうした動機で『プリ
ンセス・マサコ』を書いたのではないか。だから、政府や宮内庁が抗議をした・・・従ってこの本は皇室
への批判の著書だと言ってよい。ならば批判をしてるのだから、その批判の著書を出しておきながら「謝
罪する」ことは【自分の著書を自分で全否定することになる】*そんなこと出来るはずないではないか!
「謝罪」すれば、【自分の皇室批判は間違いでしたと言ったも同然になる】それは、批判をする為書いた
著者として死んでも出来ないし、ましてや言論の自由を仕事としている講談社が著者にそれを要求し、の
めないなら出版を中止すると言うのは、出版社としてもはや存在する意味はないと言うしかない。宮内庁
や政治家の圧力に屈して言論の自由を守れない講談社には、もはや本を出版する資格はない。
そして、宮内庁や政治家の圧力に屈し、【講談社が出版しないなら我々が出版しよう】と何処の出版社も
名乗りを上げないとは、情けない日本の出版業界よ!