みなさんこんにちは!
お待たせしました!

新年を迎え、一発目の公演。

先週末、1月9日の土曜日。
関東学院大学のベンネットホールにて、
アコム“みる”コンサート物語『ピーター・パン』を上演しました!


さて、
毎度、会館の大ホールで上演している、アコム“みる”コンサート物語ですが、
今回行った会場は、大学の講堂でした。

舞台の奥行きが狭く、スクリーンは舞台の前面ギリギリに設置しなくてはなりません。

となると、
スクリーン前に、演奏家、語り手、手話通訳士が舞台に立つことが出来ないという状況。


さあ、どうする?


この、アコム“みる”コンサート物語の新たな試みを実現するために、
昨年より計画を練りに練って本番へ向かってまいりました。



まずは、この会場での上演が可能か?
というところから始まるわけですが、

幸い、座席の取り外しが可能でしたから、
前の座席2列を外し、そこに仮設ステージを設置して、演奏家、語り手、手話通訳士のスペースを確保する、
ということで、
上演する方向へ向かうのであります。


前にも書きましたが、
今回の会場は大学の講堂です。

舞台を増設するにしても、その土台になるような物や道具などはありませんから、
自分たちで調達しなくてはいけません。

ここは、
舞台の大先輩である照明さんの情報を得て、
五反田にある、舞台美術工房「六尺堂」さんへ
サブロクという三尺×六尺サイズの平台を16枚と、
箱馬という定型の木箱を55個レンタルいたしまして、
仮設ステージの土台を作ることとなりました。

(本番の2日前、1月7日に六尺堂さんへ。)
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サブロク16枚と箱馬55個・・・
なかなかの量です。

何でどう運ぶか?って話です。

そこで、
今回は使用しない生演奏チームのマイクロバスの機材を全て降ろし、
そこに、それらを積み込むことになりました。

全部入るのか?
不安なところではありましたが、入りました!
(あ~よかった!)

こちらは公演後の積み込み途中の写真。
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さてはて、
これらをどうするか?と言いますと、
こうです。
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上の図面の白い部分が仮設ステージ。
下の図面はその設置方法です。


講堂の舞台がナナメになっている部分があります。
設置した平台と舞台との間にできてしまう三角の隙間。
これをどうするか?という問題もあったのですが、

自分たちで作っちゃいました!

年末27日に作成。
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こうやって準備を重ねて、
本番前日8日の前仕込みの日を迎えるのであります。


前日仕込み。

影絵機材を積んでいるマイクロバス。
仮設ステージ用の台を積んだマイクロバス。
音響・照明機材を積んだハイエース。

計3台の車で出動~。

ホールのある建物の4階まで、
せっせと台を運び、
先ずは仮設ステージを作る作業。

その間、機材搬入と、
二手に分かれて進めていきます。

仮設ステージの土台です。
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この後、
ケコミを張ったりパンチを敷いたりして、
丸裸の土台を隠していきます。

ステージが出来たら、
いつもの舞台の上の作業にかかります。

看板を吊るしてスクリーンをたてて
こんな感じ。
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スクリーンの上の空間には、
大ホール用のスクリーンケコミを文字(もんじ)代わりに使用。

舞台完成です。
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うん。
カッコイイ舞台が出来上がりました。

客席側へせり出した仮設ステージの真上にライトがありませんから、照明さんの仕込みも大変。
ステージ上にも、演奏家・語り手・手話通訳を照らすライトをたくさん仕込んでいます。



当日。

前のキャストも集まり、リハーサル開始。

足元から演奏家を照らしスクリーンに影を映すフットライトを合わせている最中、
照明さんが設置した演奏家を照らすライトを合わせていたところ。

普段は同時進行することの無いこのふたつの作業がかぶり、
おもしろい絵が撮れました。笑
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影絵の方も加わり…いい感じです!
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いつもの大ホールもいいですが、
このくらいのサイズの空間、好きだなあ。

お客様を近くに感じることができる舞台。

客席から観ていても、
演者たちの息づかいまで感じ取れる、臨場感溢れる舞台となりました。



ステキな演奏を聴かせてくれましたのは、プルミエのみなさんです。

袖でスタンバイ中の写真。
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この写真ではわかりにくいですが、
新春・華やぐ色合いのドレスで登場です。


第1部
『プルミエ・プチ・コンサート』では、

①踊り出る姿で
②中国の太鼓
③白鳥
④花のスウィング
⑤手話うた「さんぽ」
⑥白銀の月よ

以上をお届けしました。

そして、
第2部は、『ピーターパン』の影絵劇です。

いつもは緞帳前で、
手話通訳の武井さんが登場人物の手話を紹介し、そして、始まりの言葉の最後の一礼と同時に緞帳が上がり、
みんながそこにいるといった状態で第2部がスタートします。

でも、今回は緞帳がありませんから、
手話通訳の武井さんが、
演奏家のプルミエと語り手の環さんを呼び込むカタチになったのですが、

「どうぞ」と両手をサッと両サイドに差し出した姿がカッコよくって、
でもって気取っていない、あたたかい空気感。
いつもの始まりとはほんのすこし違うだけなんだけれど、良い雰囲気。

これも今回の会場だからこそ…!


そういえば、、

登場人物の手話の紹介で、会場のお客様たちは、
「おお~」とか「なるほど~」と言いながら
武井さんの手話を真似て、いっしょにやっていますが、
「ウェンディ」の手話の時は、必ずと言っていいほど、笑いが起きます。

ガタイのいい男性が、
両手を使って顔の横でウェーブヘアを表現している姿が面白いのでしょう。

今回はいつもより多くのお客様のウケをとっていた様に思います。笑

それも今回の会場だからこそ?
舞台と客席が「近い」というところなんだと思います。

お客様たちは、
私たちの舞台をたいへんまんぞくして観てくださった様子。

今回お世話になりました、
関東学院大学の副学院長様にもご好評いただきました。

そして、
関東学院大学の学生さん、教職員の方々にも、たいへんお世話になりました。

本当にありがとうございました。


準備は色々と大変だったけれど、
本当にステキな舞台を作ることができたと思っています。

また、上演できるといいな!と思います☆
大変だけれど…!



長くなりましたが、
新年の幕開けの公演は、以上です。

さて、アコム“みる”コンサート物語では、

2月6日・福岡県飯塚市  “飯塚コスモスコモン”
2月7日・福岡県北九州市  “北九州芸術劇場”

3月12日・愛知県蒲郡市  “蒲郡市民会館”
3月13日・愛知県小牧市  “小牧市市民会館”

以上で上演いたします。

その間、学校公演なども行ってまいります。

2016年も張り切って上演していきます!

みなさん、本年も、
影絵劇団かしの樹を、宜しくお願い致します。


影絵劇団かしの樹・合同班うお座