みなさんおはようございます!
影絵劇団かしの樹・銀河班です☆


ブログの更新が遅くなりました。

今週の火曜日、12月10日、
山口県下松市にあるスターピアくだまつへ行ってまいりました。

下松市はなんと、
別名「星ふるまち」と呼ばれているんだとか!

星が降る町って、なんだかロマンチックですよね~☆
だからといって、
今にも降り出しそうな満点の星空が見れたわけではないのですが。。

じゃあ、どうして「星ふるまち」って呼ばれているのか?

「下松」の地名の由来にも関係していて、
今から1400年以上も前に遡った「降星伝説」によるものなんだそう。

そういった地名伝説があるからでしょう。

私たちが公演をした“スターピアくだまつ”大ホールの緞帳は、
「星々の門」と称され、
その「降星伝説」を物語る緞帳だっのです。

photo:01


手前に市の木である、やまもも。
笠戸島(この島は下松市沖の瀬戸内海に浮かぶ三日月形の島。)、瀬戸内海、下松市街地、背後の山々など、
星空への雄大な光景をオレンジ色の明るい色調で描いた緞帳です。

そしてこの緞帳、
これだけでは終わりません。

なんと、西日本で初めての光ファイバーを織り込んだ緞帳で、
ガラス繊維の中を光が通り、
下松の地名の由来とされている「降星伝説」を美しく表現するんです!


最近は点灯していないんですよと言うホールの方。

でも、見てみたい…!

というわけで、わがままを言って見せていただきました!

「客席が明るいから、ちゃんと見えるかわからないですよ?」
と言いながらも、快く受けてくださいましたホールの方に感謝ゝです!


さあ…約3分の緞帳showの始まり~

photo:02


わかりますか?
緞帳の上の方、空にはキラキラと星が輝き始めました…!

photo:03


星空は広がっていき、美しい天の川が姿を見せます。
(写真ではお伝えできませんが、ただ点灯するだけではなく変化していくんです。)

photo:04


あっ…!星が降ってきました!

「降星伝説」です…!

時は595年、推古天皇のころ。
鷲頭庄青柳浦の松の木に突如大星が降り、七日七夜光輝きました。
そして「百済の皇子がこの地へやって来る」とお告げをしたといいます。
それから3年後に百済からやってきた皇子が琳聖太子。

人々は社を建て、大星を祭りました。

このことから、
「星が降った松」が「降り松」となり「下松」となったといわれているそうです。

緞帳showのクライマックスは…

photo:05


その大星に照らされ光輝く松の木が浮かび上がります。


いかがでしたか?
これが「星ふるまち」と呼ばれるゆえんなんですね。

ロマンチックというよりはシブい内容でしたが、
こういった地名の由来が大切に語り継がれているというのは素敵ですね☆


さて、
下松市の地名についていささか長く書きすぎてしまいましたが、
ここからは、私たちの公演のことについて書きたいと思います。


上演内容は、
第1部に『小さな楽しいコンサート』と影絵教室。
第2部に『星の王子さま』の音楽影絵劇でした。

「星ふるまち」で『星の王子さま』。。

先ほどの星が輝く緞帳の奥に、
星空を演出する、私たちの持ち込みの星球を飾り付けました。

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この日は生演奏班で演奏しているドルチェ・ヴィータとの共演です。

コンサートでは、

①そりすべり
②白鳥
③ホラ・スタッカート
④メドレー
⑤星に願いを

以上の曲目をお届けしました!


今回の公演は、下松市教育委員会が主催で、
下松市の子どもたちに豊かな心と夢を育んでもらいたいという願いを込めて平成21年度から始まったという、
「次世代の豊かな心と夢を育むふれあいプロジェクト」への参加でした。

今年は小学校高学年の児童さんが対象で、
会場には下松市内の10校の小学校の高学年のみなさんが集まってくれました。

一回では入りきりませんから、
午前と午後、二回に分けての公演。

なので、公演の前日に準備を完了させて、本番に挑みましたよ。


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ジャン!
①曲目のそりすべりに登場した、サンタクロースのお人形です。

ずーっと稽古場の人形置き場で眠っていて、このシーズンを待っていました。
今年、初のお披露目です!

今年は、綿のおひげを付けてみました。
どうでしょう?
影にも立体感がでますね!

photo:08


本番では見られない、サンタクロースと王子さまの組み合わせ。
王子は自分の星の場所でもおしえているのでしょうか?


さて、
この「そりすべり」の曲では、たくさんお人形さんが出てきて、
愉快な曲が、より愉快に仕上がります。

さっき紹介したサンタクロースさんは、あわてんぼうなのか、
ソリから落っこちてトナカイにたすけられるオチ的存在。

みんな、影絵と音楽を楽しんでいた様子でした♪


②曲目の「白鳥」では、ゆるやかなチェロの音色に耳を傾け、

③曲目の「ホラ・スタッカート」では、
ちょ~むずかしい、ヴァイオリンの超絶技巧にみんなくぎ付け。

④曲目の「メドレー」では、元気な手拍子で曲を盛り上げてくれました!

そして⑤曲目の「星に願いを」では、
スクリーンを飛び出して会場の天井を走る汽車や、流れる星に、
「わぁー!」と歓声をあげてよろこんでくれました!


『星の王子さま』では、

物語りのラストシーンで、
シクシクと泣いてしまったお友だちが多かったみたい。

王子さまがヘビに噛まれたのが恐かった?
王子さまとのお別れが悲しかったのかな?

ひょっとしたら、
自分のお友だちとこんなお別れをしたら…
なんて、かさねた子もいるかもしれません。


最後、王子さまの姿はなくなります。
とっても不思議なシーンです。

影絵では、その不思議さを、
これぞ光と影ならでは…!といった演出で、魔法のように表現しています。

かくして、王子さまは飛行士の目の前から姿を消すのですが、、
飛行士の心の中には、王子さまの姿がしっかりと存在するんですね。


「大切なものは目にはみえない。」


みなさんが、シクシクと泣いてしまったのも、
きっと、王子さまの姿が、強く心の中に残ったからじゃないかな…?

夜になったら星空を見上げてみてくださいね。
王子さまの鈴の鳴るような笑い声が聞こえてくるかもしれませんよ☆


公演の最後に、
代表の児童さんから、感想とお礼の言葉、
そして、キレイな花束をいただきました♪

私たちからも、鑑賞のお礼として、
それぞれの小学校に色紙をプレゼント。

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下松市の小学校のみなさん、ありがとうございました!

またきっと、
この「星ふるまち」でみなさんにお会いできる日を楽しみにしています☆

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かしの樹☆銀河合同班うお座