「自己受容」と「他者信頼」が、
職場の人間関係を円滑にする。

 

という話です。

 

こんにちは
生活習慣が変われば人生が変わる!

生活習慣改善コーチ

ジェニーですハムスター

 

今日は職場の人間関係改善について

事例をご紹介しながら、

自己受容他者信頼について、

考えていきたいと思います。

 

Aさんは栄養士として給食業務に携わっています。

 

私がお話を聞いたのは、

それまで働いていた職場を辞めたあと、

新しい職場について1か月も経っていない時でした。


現場のトップは新卒からその職場について数年の、

20代半ばの栄養士Bさん。

 

その下に主婦のパートさんが二人、

 

Aさんはそこに経験者の栄養士として採用されました。

 

働き始めてから分かったのは、

パートさんの一人、Cさんは、

Aさんが採用されたことで、

正規雇用からパートに降格されていたということ。


若い栄養士のBさんは、
とても優秀で仕事ができる反面、
調理の手順、調味料を入れる順番や火加減など、

全てが自分のルールに添っていないと許容できないタイプ。

 

他の職場の経験があるAさんやパートさん達からしたら、

意味がないと思われるルールもあるそうで、

Aさんの独裁に、他の人達が我慢しているという状況です。

 

 

更に、現場を回しているその4人の上に、

人員配置を管理している主任さんがおり、

Aさんはことあるごとに主任さんから

「経験があるからすぐに仕事覚えられますよね?」

とプレッシャーをかけられているのだそう。

 

これはストレスにもなりますよね悲しい

 

どうやったらこのストレスフルな状況から

抜け出せるでしょうかはてなマーク

 

まずは、ごちゃ混ぜになっている

複数の問題を整理してみます。

 

 

この話の場合、

Aさんのストレスになっているのは次の3点。

 

①自分が採用されたことで、降格されたパートCさんに申し訳ない気持ち。

②年下で、経験は自分よりも少ないけれど、職場では先輩となるBさんとの関係

主任からのプレッシャー


まず、①に関しては、

パートCさんと職場との問題であり、

彼女にはどうすることもできない問題です。

 

どうしても多少の気まずさはあると思いますが、

聞いてみるとそのパートさんに妬まれたり意地悪されたりという事はなく、

どちらかというとBさんルールに振り回される仲間として、

Aさんに、助言してくれたりしているそう。

 

Aさんは、Cさんへの申し訳なさや気まずさより、

助けてくれることへの感謝や、
Cさんの懐の深さへの尊敬にフォーカスすれば、

ストレスはだいぶ軽くなるのではないでしょうかニコニコ

 

 

次に、②のBさんとの関係ですが、
Bさんは細かい事にこだわるものの、

細かいことを質問しても、

その都度答えてくれるそうなので、
独自ルールに多少窮屈さを感じるものの、
様々な職場を渡り歩いてきたAさんは、

Bさんのルールに合わせてやっていく事に

それほど抵抗はないそうです真顔

 

一番の問題のように思われたこの点は、

実はそれほど大きな問題ではなかったんです。

 

 

最後に主任からのプレッシャー。

 

Aさんが一番ストレスを感じていたのは実はここでした。

主任さんは、栄養士さん達のシフトを作ったりしていますが、

料理をする人ではないので、

現場の都合をよく分かっているわけではありません。
 

AさんはBさんと同じ栄養士としての採用なので、

メニュー作成や少人数分の給食の時は一人で回すなど、
主力として期待されています。

 

採用時からしょっちゅう

「(他の施設で)やっていたからできますよね」

「すぐに覚えられますよね。」
と言われてプレッシャーを感じていたそうです。

Aさんはもちろん一通りの調理経験がありますが、

それまで勤めていた施設とは

調理道具も違えば、使う材料、調理のルールも違います。

更に、Bさんルールが山ほどあり、

まだまだこの施設のやり方を覚えるのには時間がかかりそうです。

 

 

つまり、問題の本質は、Bさんルールを覚えなくてはならないため、

思っていた以上に新しい職場になじむのに時間がかかっているが、

内情をしらない主任から、

早く一人立ちできるようにとプレッシャーをかけられている。

という事だったんです。

私は、主任さんに現状を説明して、

「これまで働いてきた施設とは違うルールが多く、

 仕事を覚えるのに思っていたよりも時間がかかりそうだ、

 できるだけ努力するので、少し時間の余裕をもらいたい。」

 

と伝えてはどうかとAさんに提案しました。

 

「そんな事、言っていいのかな…不安

Aさんは迷っているようでした。

 

迷っている理由を聞いてみると、

・現状を説明する=Bさんの文句をいう事にならないか?
主任から仕事ができないと思われたくない

 

という二つの理由が出てきました。

 

 

・現状を説明する=さんの文句を言う事にならないか?
 

 これについては、話し方が大切です。

Bさんの悪口をいうのではなく、

あくまで、この職場の現状を正確に伝えることが大切です。

 

長年Bさんを中心にルール作りをされていて、
これまで働いてきた施設とは違う部分が多くある。

自分は、この職場に合わせていきたいと思うが、

それには通常より時間がかかりそうだ。

 

という本当の事を、シンプルに正直に、

誤解のないように伝える。

 

むしろ、これを伝えずに、
さんが無理をして
Bさんのルールの押し付けにも従いながら、
主任の期待にも応えようと頑張れば、
主任さんは職場の問題点に気づかないままになって、

さんを経験者なのに仕事を覚えるのが遅い、

と評価してしまうかもしれません。

 

そうなれば、後々もひずみが生まれるでしょう。

 

 

・主任から仕事ができないと思われたくない

については、Aさんの自己受容が必要になってきます。

 

一般的に言っても、彼女はよくやっています。
精一杯やっている自分を、自己受容できていれば、

仕事を覚えるのに少し手間取ってしまっても、
それで自分が評価されないかもしれない、

なんて無駄におびえる事はないでしょう。

 

そして、ことあるごとに

「やっていたからすぐ覚えられますよね」

と言ってくる主任さん、

どんな口調で言ってくるのかは私にはわかりませんが、

本人にはプレッシャーをかけているつもりはないかもしれませんうーん

 

調理の事がわからないから、

単純に経験者ならすぐにできるものだ、

と思っているだけかもしれません。

 

それを、「プレッシャーをかけてくる」と判断するのは、

「他者信頼」ができていない状態です。

 

”この職場の仕事を覚えるには、

こういう理由で、

これぐらいの時間がかかりそうです。

という事をちゃんと説明すれば、

きっと理解して計らってくれるだろう。”

と、相手を信じて相談をする。

 

これが「他者信頼」です。

 

もちろん、世の中には色んな人がいますし、

信頼して相談しても通じない事もあるかもしれません。

 

 

でも、同じ声掛けに対して、相手が

「プレッシャーをかけてくる」と受けとるか、

「自分に期待してくれている」と受け取るかで、

世界は全く違って見えてきます。

 

今、人間関係の悩みがある方は、

自分を受容できているか、

他者を信頼できているか、

心に問いかけてみてくださいニコニコ
 


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