今日は、「春よ恋」という粉を使った試作のついでに、インスタントドライイーストを使った手ごねでのパン作りの方法を伝授するよ~ 細かい事はあまり触れずに、簡単に説明します
Let's こねこね
Step1 計量
強力粉(春よ恋)・・・200g
砂糖・・・10g
塩・・・4g
インスタントドライイースト・・・2g
菜種油・・・10g
水・・・126g (室温20℃の時、40℃ぐらい)
ボールに強力粉、砂糖、塩、インスタントドライイーストを量り、水を加えます。
指一本でぐるぐる混ぜます。
ざっくり混ざったら、菜種油も入れちゃいます。
Step 2 捏ねる
ボールの中身を清潔な台に出します。最初は左手の手の平で台に擦りつける→右手に持ったカードで集める、を繰り返します。
だいたい混ざったところで水分調整します。
見極めは経験が必要ですので、初めての方はそのまま進めましょう。
まとまってきたら、本格コネコネスタート。両手を使い、上手に体重を乗せて、出来るだけ力を使わずにコネましょう。(疲れるから)
ぐっと引き締まっていた生地が、ちょっと緩くなってきたら台に叩きつけて生地を引き締めます。
再びコネコネ~
再び生地が緩んできたら、グルテンチェック。生地の端の方をやさしく延ばして、薄く綺麗に伸びればオッケーです
グルテンチェックの優しい延ばし方にはコツがあって、初めてでは難しいです。できなければやらなくても大丈夫
どれぐらい捏ねたらいいか分からん!という人は、取り敢えず20分ぐらい頑張って捏ねたらオッケーです。
綺麗に丸く整えて、乾燥しないように蓋をして1次発酵をとります。
Step 3 1次発酵
35℃で35分程発酵をとります。
35分後、生地がふんわり入ていなかったら、「パンチ」をします。
一度生地を取り出して、軽く丸め直し、戻して更に発酵をとります。
パンチする前よりも発酵が早くなるので、35℃20分ぐらい。
粉によって、グルテンがしっかりしている生地はパンチしなくてもいい場合があります。その見極めは経験がいるので、初めての人はやってもやらなくてもいいです。
ふんわりと綺麗に膨らめばオッケーです。
フィンガーチェック
粉をつけた指を真ん中に突き刺して、その穴が戻ると発酵が若いのでもう少し発酵をとります。
穴がしっかり残ると、ちょうどいい発酵具合です。次に進みます。
穴の周りの生地がしぼんでくるようだと、発酵しすぎです。仕方がないので次に進みます。
Step 4 分割・ベンチタイム・成形
好きな大きさに分割し、丸めます。
乾燥しないように蓋をして、20分程休ませます(ベンチタイム)
丸め直して天板に並べます。ジェニーは直接乗せていますが、オーブンシートを敷くと、天板にパンがくっつかないです。
上手な丸め方もコツが要りますね。生地の空気を抜いて、おもちを丸める感じでやってみて。上手に丸められると、均等な見ための綺麗なパンが作れますが、味的には上手に丸められなくても大丈夫です。
Step 5 2次発酵
35℃ スチームあり 35分~40分 発酵させます。
乾燥しないように、スチーム機能のついてない場合は、箱を被せるとか、こまめに霧吹きをするなど工夫が必要です。乾燥対策は必須
Step 6 焼成
揺らすとフルフルするぐらい発酵したら、軽く粉をふって、カミソリで十字にクープを入れます。
170℃に余熱したオーブンで15~20分焼きます。
出来上がり
案ずるより産むが易しです!オーブン持っている人は是非チャレンジしてみてください
動画のせたいんだけど、重たくなるので、やっぱりYouTubeにアップしてリンク貼るのがいいみたい。
で、YouTubeのチャンネル作ったり今からするからいつできるかわからないけど、取り敢えずレシピだけ先に公開です。
さて、今回は国産小麦の中でも現在比較的手に入れやすく、人気も高い「春よ恋」でテストしてみました。
酵母はこれも比較的に入れやすそう&初心者でも使いやすい&パッケージが動画映えするかな?という理由で赤サフ使ってみました。
感想は、グルテンは繋がりが弱く伸びにくい、あまり窯のびしない。
赤サフは、ビタミンCが入っているので、もうちょっと伸びる予想をしていたのですが。。。
そのためぎゅっと詰まった重ための焼き上がりになるけれど、程よい甘味があって、味は十分美味しいです
せっかくの入手しやすい粉なので、もう少し粉の持ち味を引き出せるよう試行錯誤して見たいです