浮気を前提とした結婚はありうるか~住む世界が変われば常識も変わる? | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
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「結婚しても、他の人を好きになったり、いいな、って思うことはあると思う。それを許容できない人は無理」

 

……もし、結婚を控えたパートナーからこう言い放たれたら、みなさんはどうしますか?

 

みなさんは今話題の「恋愛リアリティショー」をご覧になっていますか?

 

先日、Abemaで配信中の『時計仕掛けのマリッジ』の最終回が配信されたのですが、何回か前の配信で飛び出した冒頭の一幕がネット上でプチ炎上し、視聴者の間で大きな話題となっています。

 

 

 

 

 

『時計仕掛けのマリッジ』の超過酷なルール

この番組は、結婚したい3名の女性が、番組の用意した「高スペック男子30名」を相手に婚活し、わずか30日での結婚を目指すという企画です。

 

参加する女性陣も、用意された男性陣も、全員が顔面偏差値・コミュ力ともにトップクラスの「恋愛強者」ばかり。

 

普通に生活していたら4〜5年に1回しか出会えないようなハイスペックな相手と毎日出会える、いわば“婚活タイパ”最強の環境です。

 

裏を返せば、この環境で結婚を決められなければ「一生結婚できないのでは?」と思わせるほどの最高の舞台です。

 

ざっくりとした基本ルールは以下の通りです。

  1. 顔は見えないランキング形式 女性は男性の顔を見ることができず、年齢や年収などの「30人中のランキング」と簡単なメッセージだけを見てデートの相手を1人選ぶ(男性側は選ばれるのを待つのみ)。

  2. デート後の二択 デート終了後、「婚約して同棲生活を始める」か「さよなら(交際終了)」かを選ぶ。

  3. さよならは永遠の別れ さよならを選んだ場合、その相手とは二度と会えず、翌日はまた別の男性とデートしてルール2に戻る。

  4. 毎晩のジャッジ 婚約(同棲)を選んだ場合、毎晩お互いに「婚約継続」か「破棄」かを選ぶ。

  5. 破棄されたらリセット 破棄した、あるいは破棄された場合は、再びルール3(新しい男性とのデート)に戻る。

  6. 30日目の決断 これを繰り返し、最終日(30日目)にその時点で婚約している相手と本当に結婚するかどうかを決める。

視聴者を釘付けにした「あやか」さんの迷言

日々目まぐるしく状況が変わる中、私を含め多くの視聴者を釘付けにしたのが、参加者の一人である「あやか」さんでした。

 

女性経営者という肩書ですが、過去に人気恋リア『バチェラー・ジャパン シーズン4』にも出演されていた方で、インフルエンサー的な立ち位置の、華やかでバチェラー4でも前代未聞、お泊りデートしてしまった少し破天荒な34歳の女性です。

 

今回の番組で彼女が婚約中の彼に言い放った言葉の数々が、まさに強烈でした。

「結婚しても、他の人を好きになったりいいなって思うことはあると思う。それを許容できない人は無理」

(相手から「その意見は理解できない」と言われて……)

「浮気をしない人は見たことがない。私だけじゃなくて貴方もするかもしれない」

 「そのうち、セックスレスになる。今まで付き合った彼氏とも全部そうなった。それを許容できない人は無理」

これには番組のナビゲーター陣も「なぜ、今それを言う!?」と非難轟轟(ひなんごうごう)でした。

「浮気をしない人はいない」は本当か?

私も彼女の過激な世界観には驚きましたが、同時に「どうしてそういう発想に至るのだろう?」と興味が湧いてきました。

 

もちろん、現実の私の周りにも浮気をしている人はゼロではありませんが、感覚としては間違いなく少数派です。

「言わないだけで隠れてやっている人」を多めに見積もっても、やはり大半の人は一途、あるいは踏みとどまっているように見えます。

 

しかし、こう考えてみたらどうでしょう。

 

もし自分が心身ともにとても弱っているときに、男性なら綾瀬はるかさん、女性なら嵐の櫻井翔くんのような超絶魅力的な人に猛烈に言い寄られたら、はたして断り切れるでしょうか?

 

……そう言われると、急に自信がなくなる人もいるかもしれません。

 

一般人はそもそも、日常生活でそんなスターに遭遇することすらありませんし、言い寄られる機会なんて100%ありません。

 

つまり、多くの人が「浮気をしない」のは、強い貞操観念があるからという以上に、「そもそもそんな魅力的な機会(誘惑)がほとんど訪れないから」という側面もあるのではないでしょうか。

 

ひるがえって、芸能界やインフルエンサー界隈といった彼女の住む世界はどうでしょう。 

 

周りは魅力的な美男美女ばかりで、目移りするようなお誘いや機会が日常茶飯事なのかもしれません。

 

そんな環境に身を置いていれば、「浮気をしていない人は見たことがない」という言葉も、誇張ではあれど、彼女のリアルな実感なのかもしれないな、と感じました。

 

彼女から見えている世界では

「結婚後何十年もの間で一度も浮気がないなんて、ありえない。そんなことでいちいち離婚話になるのは堪ったものではない。「そんなこともたまにはあるよね」、くらいの度量の相手でないと結婚できない」

といった発想になってしまうのだろうと想像しました。口に出して言うのはどうかと思いますが。

 

環境が人間を変えるのか

番組のクライマックスである最終回。3人の女性たちの友人たちが結婚式場に集まり、そこで結婚の最終決断を下す場面がありました。

 

あやかさんの応援のために駆けつけたのは、『バチェラー4』で共演していた休井さんや藤原さんといった、これまた非常に魅力的な女性たち。

 

彼女の「浮気をしていない人を見たことがない」という言葉を額面通りに受け取るなら、「この素敵なご友人たちもみんな……?」などと、余計な邪推をしてしまいましたびっくり

 

人間の本性や倫理観というのは、生まれ持ったものだけでなく、「今自分がどんな環境に身を置いているか」によってガラリと書き換えられてしまうものなのかもしれません。

 

どーでも良い話ではありますが、そんな華やかな世界の価値観に触れ、人間の心理について色々と考えさせられました。