ヒルトンタイムシェアってご存知でしょうか?
ハワイや沖縄などのリゾート地、空港、あるいは各地のアウトレットモールなどで、
「お話を聞いていただければ1〜2万円の金券を差し上げます」
「説明会に来ていただければ、ハワイ3泊無料券を差し上げます」
などと、営業の方からにこやかに声をかけられた経験がある方も多いのではないでしょうか。
実際に説明会に足を運んだ方もいらっしゃるかもしれません。
実は、私はそのヒルトンタイムシェアのオーナーです。
ネットを叩けば「ボッタクリ価格」「舞い上がって買ったが後悔している」といったネガティブな口コミが多く、何かと悪名高い(?)タイムシェアですが、今回はオーナーである私が、これまでの運用についてガチで収支計算をしてみました。
【コスト】
タイムシェアにかかるコストは、初期費用としてかかる「購入価格(諸経費含む)」と、毎年(または隔年)かかる「年会費・管理費」の2つです。
【ベネフィット】
得られるベネフィットはシンプル。全世界にある素晴らしいコンドミニアムへの「無料宿泊」です。
【取得から2026年までの収支計算】
① 取得価格:約100万円
私は、正規ルートではなく「リセール市場(中古)」で購入しています。
理由は明確で、リセール市場なら正規価格の10〜20%(つまり8〜9割引)で購入できるからです。
私の購入価額は6,000ドル(正規価格だと4万ドル程度)でしたが、仲介手数料、登記費用、アクティベート費用、入会金など、諸費用をすべてひっくるめた取得総額は当時のレートで100万円弱でした。
(※売却価値はゼロとして割り切り、20年定額償却・年間5万円の負担として計算します)
② 年会費(維持費)手数料
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2020年〜2026年(7年間)の合計額:944,808円
毎年かかる年会費と、2年に1回支払う管理費、予約手数料の合計額です。
どちらも毎年3〜5%ほど値上がりしており、さらに近年の円安も相まって、当初と比較すると日本円での負担感は確かに大きくなっています。
③ 無料で宿泊したホテル代金相当
購入から今年までに宿泊したホテルの料金を、一般宿泊(Booking.comや公式サイト等)の価格に換算して集計しました。
推定金額は、AI(Geminiさん)に「一般客として手配した場合の、これ以上安くならない最安値(ルームチャージ・ハワイは宿泊税込み)」として、かなりシビアに、堅く見積もってもらった数字です。
【AIによる算定根拠のコメント】
「タイムシェアのコンドミニアム客室(100平米クラスの2ベッドルームなど)は、一般のホテル室に比べて市場に出回る数が少なく高額になりがちですが、今回は『収支計算をシビアに評価する』という目的に合わせ、各シーズンの現実的な最安値ライン(税込)をベースに算出しました」
| 宿泊地・お部屋条件 | シーズン / 泊数 | 1泊あたりの最低価格 | 合計価値 |
| ① 瀬底 2ベッドルーム (100㎡) | お盆 / 4泊 | 約 150,000 円 | 約 600,000 円 |
| ② 瀬底 スタジオルーム | 1月/4泊 | 約 25,000 円 | 約 100,000 円 |
| ③ ラグーンタワー OF (100㎡) | ハワイ / 6泊 | 約 170,000 円 | 約 1,020,000 円 |
| ④ ホクラニ・ワイキキ (50㎡) | ハワイ / 4泊 | 約 56,000 円 | 約 224,000 円 |
| ⑤ 小田原コテージ (95㎡) | 夏休み/ 3泊 | 約 90,000 円 | 約 270,000 円 |
| ⑥ 小田原コテージ (95㎡) | 5月 / 2泊 | 約 70,000 円 | 約 140,000 円 |
| ⑦ トラディモ京都五条 (50㎡) | 10月 / 2泊 | 約 75,000 円 | 約 150,000 円 |
| 【総宿泊価値(概算合計)】 | 計 2,504,000 円 |
瀬底と小田原はホテルに隣接していますので、予約サイトでホテルの最安価格を確認しましたが、確かにこれくらいが最低ラインの金額になるだろうなと思います。
【最終結果】
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得られたベネフィット: 約 250 万円
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支払ったコスト: 約 130 万円(取得費償却5万円×7年 + 維持費約95万円)
結果は、「約120万円のプラス」。
今のところ、「サブスク勝ち」している計算になります!
購入時期がコロナ直前で、2年以上宿泊が出来ない期間がありましたが、何とかプラス収支となっていました。
ネットで酷評されがちなタイムシェアですが、「リセール市場で初期費用を徹底的に抑えること」、そして「ポイント割引や人気グレードなど宿泊価値の高い部屋や時期に使うこと」を意識すれば、これほどコストパフォーマンスの高い仕組みはありません。
リセールを狙っている方には、維持費に対するポイント単価の高いもの、具体的には維持費が安いSutudioか1ベッドルーム&隔年15,000ポイント以上(できれば2万ポイント以上)か毎年3日1万ポイント以上の部屋を納得できる価格で指値するのが良いかなと思います。
正規オーナーとリセールオーナーに、予約や宿泊の待遇差はありませんので、購入はリセール一択だと思います。
ただし、ハワイに毎年行く(少なくとも3年に2回程度は行く)ような方でないと使いこなせず、買って後悔するとも思います。
このサブスク勝ちを今後も長く維持し、旅を全力で楽しむためにも、何より「健康」であること、そして「人生を遊び尽くす気持ち」を持ち続けることが大切、と改めて実感しました。