スーパーエースが5区を走ったら。。。
箱根駅伝の歴史で、そんなifを妄想している駅伝ファンは多いと思います。
瀬古利彦が、渡辺康之やマヤカが、大迫傑が5区を走ったらどうだったのだろうか?
誰もが一度は考えたことがある箱根駅伝のIFではないでしょうか。
確かに今まで、「山の神」と呼ばれる選手はいました。
初代:今井正人(順天堂大)
2代目:柏原竜二(東洋大)
3代目:神野大地(青山学院)
しかし、日本人男子学生の歴代10,000mランキングでいうと、3人とも100位以内に入っていません。
平地の走力も高かったとは思いますが、2区で区間記録を出せるようなスーパーエースというより、
山のスペシャリストに近かったのだと思います。
ここ数年は、厚底シューズのお陰でタイムがバグっているところもありますが、
薄底時代に10,000m28分を切っていた瀬古、渡辺、マヤカ、大迫といったスーパースターが5区を走ったら
いったいどうなっていたのか、これが歴史のIFだったわけです。
何故、スーパーエース達は5区を走らなかったのか?
素人的には差がつきやすい5区のほうが切り札を持ってくるのは最良に思えるのですが、
やはり、箱根は先頭集団にいることが重要で、
・1-2区で出遅れると風除けがなく不利になる
・単独走で好タイムを出すのは難しい
・3-4区の選手が挽回を焦って本来の力が発揮できなくなる
といったことで、怖くて使えないという監督心理があるそうです。
下記の予想動画の50分あたりからみてもらえると、分かりやすいです。
そんなセオリーを覆した原監督。
今年の箱根で、夢がついに実現しました。
厚底ブーストはありますが、黒田朝日選手の10,000mの持ちタイムは27分37秒。
言わずと知れた現役大学生NO1ランナーです。
結果は、みなさんご存じのとおり。
実際、識者たちの懸念どおり、青学は出遅れてしまい、
1区16位、4区終わりで3分半も差をつけられたものの、黒田がとんでもない大記録で大逆転。
黒田も凄かったですが、
出遅れた後の2-4区で自分たちの走りを見失わず、崩れなかった青学メンバーの勝利だったと思います。
最高の箱根駅伝を見させていただきました。
選手のみなさま、本当にありがとうございました!!