至極の夜~生演奏は最高だった! | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
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一昨日の金曜日、聖子と一緒にコンサート@渋谷に行きました。

 

今年のショパコンを鑑賞している際に、聖子がとても気になったコンテスタントが

最年少出場した中島結里愛さんでした。

 

 

 

 

まだ高校1年生で、とても華奢なのですが、堂々と演奏するさまに驚き、

彼女が岡山出身でピアノ講師の母の手ほどきを受けて成長してきたことを知りました。

 

片田舎に現れた天才少女と言ったところでしょうか。

 

数々の経験を積んできた錚々たるコンテストの中で、

残念ながら、一次予選は通過できませんでしたが、

きっと将来凄いピアニストになると確信し、

私たち夫婦は、ショパコンの彼女の演奏終了直後にコンサートチケットをポチっていました。

 

指揮者は、9月にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した米田覚士さん。

 

そして、もう一人のメインピアニストは2021年ショパコンに出場し2次予選進出を果たした沢田蒼梧さんです。

 

 

 

沢田蒼梧さんは、林修さんと同じ東海中高の出身で、

6年連続首席で卒業し、名古屋大医学部を卒業。

 

ピアニストと医師の二刀流という、凄い方です。

 

 

 

そのコンサートが21日(金)に行われたのでした。

 

 

 

完売御礼でした。

 

 

第一部、中島さんが弾く曲は、ショパンピアノ協奏曲第2番。

 

ショパコンの決勝課題曲2曲のうちの1つで、優勝したエリックルーさんが演奏した曲です。

 

第二部:沢田蒼梧さんは、ショパンピアノ協奏曲第1番。

 

ショパコンでは殆どのコンテスタントがこちらの曲を選択します。

前回準優勝の反田さんもこの曲でしたね。

見せ場も多く、ラストも華やかで盛り上がりますので、こちらを選択する理由は良く分かります。

 

そんな、ショパコンマニアには、たまらない、決勝の2曲を生で聴けるとあって、とても楽しみにしていました。

 

 

開場の18時半きっかりに会場に到着。

 

会場のエレベーター前で、私は、殆どの人が気づいていない意外な方を発見しました。

 

いや、厳密にいえば、どこかで見たことあると思ったんですが、すぐには誰だか思いつかず数分後に気づきました。

 

バチェロレッテジャパン3で、番組を大いに盛り上げた

ヴィオラ奏者飯野和英さんです。

 

 

 

 

配信時には、彼を推しメンにしている人も多かったと思いますが、実物はもっとカッコよかったです。

(エレベーター前では普段着だったのですが、コンサートでは、正装して首席ヴィオラを務めていました。)

 

 

米田さんの軽妙で面白いトークから始まった第一部。
 
中島さんのコンツェルト2番。
 
少しはにかむところが初々しい中島さんですが、演奏が始まるととても力強く、頼もしい。
 
ショパコンの配信で聴くのとは違う迫力ある生演奏でした。
 
アンコールは、ショパンエチュード
OP25-11 木枯らし
 
ショパン最難関曲の一つでもありますが、あの細い腕からは想像もつかない力強い演奏で、
 
ピアノが小さく見えました。
 
 
 
第二部は、沢田さん。
 
ショパコンファイナルの配信で聴きまくったコンツェルト1番。
 
耳に完全に馴染んでいる曲です。
 
やはり、生演奏は、配信と違い、迫力があります。
 
技術も表現も素晴らしく、圧巻の演奏で、ショパコンファイナルを生で見ている気持ちになりました。
 
アンコールは子守歌。
 
静かでクロージングらしい曲ではありましたが、激しく華やかな曲を聴いてみたかったように思いました。
 
 
余韻の残る中、この日から始まった桜通りのライトアップ。
 
とても綺麗なので、聖子と2人で自撮り。
 
 
写真は、消し込むマジックで私たち2人を消したものです笑。
 
 
とても素晴らしく、帰ってからショパコンのアーカイブ、観まくってしまいました。
 
至極の夜でした。