マンション永久眺望の罠 | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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今は、自分の趣味やつぶやきも書いています。
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マンションヲタの私。

 

都内のマンション価格が突き抜けすぎて需要はあまりなさそうですが、久しぶりのマンション記事になります。


受験真っ只中でありますが、息抜きにニコニコ

 

今日のテーマは眺望です。

 

マンションの利点、いろいろありますが、

 

最も大きな売りは利便性と眺望に集約されると思っています。

 

一戸建てではなかなか実現できない魅力ですから。

 

私は、購入時に利便性と眺望はかなり気にしました。

 

眺望は飽きると言われますが、私はリビングから眺める景色が今でも大好きで全く飽きません。

 

 

 

リンクの記事に書いたとおり、

南向きワイドスパンの部屋ではあるのですが、

 

その眺望が一生保証されるか、これは大きなポイントと思っていました。

 

 

5年-10年スパンでは大丈夫だとしても、20年後どうなっているか、誰にも予想できないところではありますが、答え合わせを出来るくらい時間が経過しましたので、振り返りたいと思います。

 

私は過去に2回、マンションを購入しています。

 

まず、今から20年以上前に購入した1軒目。

 

南向きワイドスパンの東南角部屋物件の新築マンションでした。

 

南面は、道路に面しており、道路向かいの建物(4階建て)まで30mくらいでした。

 

道路なので目の前が潰れることはありませんが、向かいの建物が高層ビルになるリスクを考えました。

 

幸運にも向かいの建物の裏に路地があるため奥行きが10mもなく、隣接している建物などを再開発したとしても高層の建物はできそうもありません。

 

東面は、2階建ての老舗のお店、その隣は某銀行の5階建てのビル。これらが再開発されると高層ビルやマンションになる可能性はありました。

 

当時、マンションの営業マンに聞くと、「隣の店は、明治時代から続く老舗のお店で、バブル時に大金を積まれても移転しなかった。となりが高層ビルになることは考えにくい」とのこと。

 

これを信じて、銀行ビルが視界から抜ける7階を購入しました。

 

これが、今、どうなったか。

 

なんと

 

老舗のお店と銀行がなくなり、再開発され、私の購入フロアより高層のマンションが建設されましたえーん

 

リビング面の南側は無事ですが、東側の窓の数メートル先はマンションの側面となり、眺望はなくなりました。

 

 

 

 

2軒目は、築25年の中古マンション。

 

こちらも南向きワイドスパンですが、東・西の角でもある3方角部屋、リビングが180度眺望という珍しい物件で一目惚れしました。

 

まずは、メインとなる南側。こちらは公園となっていて、公園の向こうのビルまではかなり距離があり永久眺望が期待できます。


東側には後から新築されたマンションがありますが、私のフロアよりも低いので眺望に影響はなく、こちらも50年は大丈夫そう。 


西側は、大きな住戸はなく、高層のマンションが建ちそうもないという状態でした。

 

そして、今。


大規模な土地買収が成立し、西側に高層マンションが建築されましたガーン


幸い、富士山は無事で丸かぶりではないのですが、視界は狭まりました。邪魔です(泣)


 

ということで、信じられるモノ=絶対に高層ビルマンションが建たず永久眺望が保証されるのは

 

【Aランク】(窓の前が)公園、河川、海、道路

 

【Bランク】(窓の前が)窓より低層のマンションやビルで、かつ、自分のマンションより新しく建築されている(建替は数十年先)

 

【Cランク】(窓の前が)窓より低層の1戸建が複数あり、多くの家が自分のマンションより新しく建築されている。

 

 

というのが結論。

 

 

ABCランク以外は、いつ何が出来ても文句は言えないということ。

 

新築の場合は、信じられるのはAランク(バルコニーの前が公園、河川、海、道路)のみです。

 

 

特に角部屋で2方角以上の眺望が生涯安泰なのは難しいので、側面は何も建たなればラッキーくらいに割切り、リビング正面の眺望だけを気にすべきなんだろうと思います。

 

 すいません、悔しい思いをした眺望派の愚痴でした。