子どもにいくら遺産を残すべきか? | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、自分の趣味やつぶやきも書いています。
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みなさん、お子さんに財産をどれくらい残すべきかって、考えたことはありますか?

 

自宅だけで十分と思われる方、

子どものために自分に死亡保険をかけている方、

具体的な目標金額を決めている方、

使い切ることを目標にしている方、

何も考えず結果として遺ったもので良いと考えられている方。。。

 

そもそも考えたことはないという方も多いかもしれません。

 

 

ところで、1人当たりの平均相続額っていくらだと思いますか?

 

 

2020年に三菱UFJが実施したサンプル調査があります。

 

調査対象は一定額以上の家計資産を持っている方なので、ざっくり持ち家がある方が対象と考えて良いと思います。

 

https://www.tr.mufg.jp/shisan-ken/pdf/kinnyuu_literacy_11.pdf

 

 

全国平均は3273万円(中央値は1600万円)

 

親子とも都市居住だと平均相続額は

4835万円(中央値は2600万円)

 だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

この金額感、みなさんはどう思われますか?

 

 

リアリティを出すため、平均額4835万円(親子とも都市居住)をざっくり示すと

 

持ち家1軒5340万円(時価評価額)と金融資産4330万円(現預金/金融商品、死亡生命保険含む)を遺産として残し、

 

子ども2人が4835万円ずつ相続するといったイメージになります。

 

 

首都圏住みなら自宅はそれくらいの評価額でしょうし、いざという時の貯金や金融資産、生命保険を含めれば、そんなものかな、ちょうど良い感じではって感想を私は持ちました。

 

実は、5年くらい前からFIREに向けてFIRE後の資金シュミレーションをしているのですが、100歳で死ぬとしたときに残る遺産は、こんな感じになる想定をしています。

 

我が家の場合、幸運にも入社時に生命保険会社に就職した友人に無理やり入らされた終身死亡保険(積立型)がダブルであることが功を奏しています(聖子も全く同じパターンで入っていました)。

典型的な逆ざや商品です。

当時は、押し売りのようにも感じて解約しようと思った時期もあったのですが、無事払い済になっています。

今となっては友人に感謝しかありません。

 

ただ、生命保険だと子ども達が相続できるのは、私たちが死んだあと。本当にお金が必要なタイミングではないですね。

 

いくら遺すかという事より、いつ渡すかというタイミングのほうが、むしろ重要なのではないか、と考えたりします。