最高のドラマ~自民党総裁選 | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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今年最高のドラマ、自民党総裁選が終わりました。

 

最高に面白かったので、完全な私目線で振り返ります。

 

独断と偏見なので、怒らないでくださいm(_ _)m

 

コバホークが最初に手を挙げたところから始まった総裁選。

 

 

 

 

流れで言えば。。。。

 

・大本命、進次郎。満を持して颯爽と登場。

 

・立候補者が次々と大乱立、史上最多の9名での戦いに。

 

・僅か数日で進次郎のメッキが剥げる。

 

・ダークホース高市包囲網が広がる逆境の中、高市人気がじわじわと浸透。

 

・石破の根強い自民党員人気が明らかに。

 

・進次郎の失速止まらず、高市人気が更に盛り上がり、ついに逆転。

 

・進次郎陣営、なりふり構わぬ国会議員引き剥がし、再逆転を狙う。

 

・麻生太郎、高市に賭け、1回目の投票から進次郎潰しに動く。

 

・自民党員票の開票が始まり、進次郎が思った以上に厳しい状況の中、国会議員の投票が始まる。

 

・進次郎、国会議員票でトップも自民党員票で石破・高市にWスコア近い差をつけられ惨敗。

 

・決選投票では、進次郎陣営を中心に石破に乗り、高市を倒す。菅義偉VS麻生太郎は菅義偉に軍配があがる。

 

私が注目したポイントは2つ。


進次郎の大失速早苗の大躍進です。

 

進次郎の大失速、経験不足もありますが、失礼ながら基礎能力が足りていないのかなと思ってしまいました。

 

 

今回の候補者9人の略歴を並べると、その理由が分かるような気がします。1人だけ浮いちゃってます。

 

コバホーク:開成→東大→ハーバード→財務省

意外と敏充:東大→ハーバード→丸紅→マッキンゼー

上川陽子:東大→ハーバード→三菱総研

リンホウセイ:東大→ハーバード→三井物産

タワシ加藤:東大→大蔵省

サナエあれば憂いなし:神戸大→松下政経塾

ブロック太郎:慶應→ジョージタウン大→富士ゼロックス

ゲル総裁:慶應→三井銀行

セクシー進次郎:関東学院大→コロンビア大

 

特に目玉に挙げていた解雇規制緩和のトーンダウンっぷり、日和っぷりは、失笑するしかなかったですね。

 

そして、高市早苗の躍進。

 


これは、今回の投票が一般国民ではなく、自民党員だからだったと思います。

 

自民党ファンクラブ会員の投票ですから、靖国絶対参拝、女系天皇大反対、選択式夫婦別姓反対など、分かりやすく右に寄った思想と議論の強さ、やはり、人気の原動力だったのだろうと思います。

 

決戦投票前の最後の演説では「ルールを守る自民党」を訴えるくそ真面目な石破に対し、制限時間を平気で無視するやったもん勝ち、確信犯のリーフレット早苗、好対照の2人の味が出ていて面白かったし、高市早苗が絶対に勝ったと思いました。


それが、最後の最後で、高市では無党派層を取り込めず危険とバランスをとって決選投票で高市を切り捨てた自民党議員たち。


決戦投票での大どんでん返し。



本当にドラマをみているようで面白すぎました。

 

あと、地味ではありますが、

・河野太郎、まさかのブービー

・加藤勝信、推薦人20人を下回る議員票16票

・岸田強運、棚ぼたでキングメーカー就任濃厚。

 

といったあたりも見どころ満載でした〜。

 

私自身は典型的な無党派層なのですが、日本の総理大臣を決める投票権を得るために自民党員になろうかな(他の党員になっても総理大臣は選べませんので)と本気で思いました。

 

調べたところ、年会費4000円で、2年間継続すると投票権がもらえるようです。


日本の有権者数1億人に対し、自民党員は105万人。1票の価値は100倍になりますね。


 

次回も楽しみです。


何年後になるのか分かりませんが。