昨年も紹介した
「早慶W合格者が早慶どちらを選択したか」の、
最新2024年のデータが掲載されていましたので紹介します。
早慶W合格者が早慶どちらを選んでいるかは、時代によって変わっています。
昭和時代は早稲田が優位。平成になってから徐々に差がなくなり、その後逆転し、2000年~2020年頃までは慶應が優位となり、ここ数年は早稲田が再逆転したと言われています。
結果は。。。。
早稲田人気が更に上昇!
昨年2018年と2023年を比較し早稲田人気が顕著になっていることを書きましたが、最新2024年は早慶人気差が拡大しています。
下記は早慶同学部でのW合格者の進学率(東進)。
そして2024年。
明確に早稲田優位、昨年に比べても差が広がっていますね。
理工学部に関しては、下記の記事の筑駒と開成からの進学者が
(2023)早稲田理工 19名 -慶應理工 17名
→(2024)早稲田理工 37名 -慶應理工 9名
となっていて、殆ど早稲田理工を選んでいることを紹介しました。
今回のデータも概ね同じような結果となっていて、筑駒・開成の進学者から予想した早稲田人気を裏付ける結果となっています。
また、全体でみると慶應選択が僅かに多い点ですが、これは、同じ学部だと慶應のみ合格が多く、慶應上位学部と早稲田中下位学部のW合格で慶應選択している(例:早稲田政経×、早稲田商学部○、慶應経済○で慶應選択)ということで、早稲田の難化を表しているだけのように思います。
慶應も黙っていないと思いますので、どのような手を打ってくるか、注目したいと思います。