2024年東工大入試結果が公表されましたので、所感を総括していきます。
まずは、学院別合格最低点。
昨年まで志望学院が第3志望まで書けたのですが、今年から第2志望までになったことで、私は学院間の差がなくなると予想しましたが、どうなったか。
【2023年→2024年】合格最低点(生命理工との点数差)
情報理工学院+88→+65
理学院+26→+50
工学院+23→+21
環境社会+9→+13
物質理工+6→+9
生命理工
奇しくも、学院別の合格最低点の順番は2023年、2024年と全く同じでしたが、予想通り、情報理工学院と他学院の差は縮まりました。
また、首席の学院は、情報理工学院。
今の学院制になった2019年から首席は、
2019理学院→2020理学院→2021工学院→2022物質理工学院→2023情報理工→2024情報理工となっています。
次に注目の女子。
昨年と比較してみました。
【2023年】 | |||
入学者 | うち女子 | 女子率 | |
一般入試 | 954 | 76 | 8.0% |
総合・推薦 | 99 | 33 | 33.3% |
総合・推薦(女子枠) | - | - | ー |
合計 | 1053 | 109 | 10.4% |
【2024年】
入学者 | うち女子 | 女子率 | |
一般入試 | 921 | 79 | 8.6% |
総合・推薦 | 110 | 29 | 26.4% |
総合・推薦(女子枠) | 56 | 56 | 100.0% |
合計 | 1087 | 164 | 15.1% |
女子枠だけがクローズアップされていますが、女子枠でないほうの総合型・推薦の女子率はやや減少、一般入試の女子率は微増、そこに女子枠が加わり、女子率が15%超という結果になりました。
来年は、さらに女子枠が増えます。
以上、ダイジェストでした。