(ボクシングネタが続きますが、世紀の一戦がありましたので今日まではご容赦ください。)
昨日、世界のボクシングマニアの大注目のスペンスvsクロフォード戦が行われました。
2015年のメイウェザーVSパッキャオ以来のスーパーメガマッチでファイトマネーは両者それぞれ最低保証14億円(+ペイパービュー)と言われています。
3団体(WBAスーパー/WBC/IBF)統一世界ウェルター級王者
エロール・スペンスJr.28戦全勝(22KO:KO率79%)
WBO世界ウェルター級王者
テレンス・クロフォード39戦全勝(30KO:KO率77%)
(リング誌PFPランキング3位)
全勝チャンピオン同士の世界ウェルター級統一戦です。
クロフォードはスーパーライト級で4団体統一チャンピオンになっていますので、勝てば史上初の2階級4団体統一チャンピオンということになります。
賭け率ではクロフォード1.6倍、スペンス2.2倍とクロフォードがやや優勢ですが、接戦が予想されました。
しかし、接戦だったのは1ラウンドだけ。
2ラウンドにクロフォードがカウンターからのワンツーでダウンを奪います。
気になるのはPFPのゆくえ。
PFPとは、現在のボクシング全17階級で仮に同じ体重なら誰が一番強いかという空想上の世界ランキングで、老舗ボクシング専門誌のリング誌やボクシング専門局ESPNなど各種メディアが格付けしています。
メディアによってランクが異なるのですが、主要6メディアのランキングを総合したものがYoutubeにあったので紹介します。
それによると、先月までの総合ポイントは下記のとおりだそうです(1位10点、2位9点。。。と6つのメディアを単純合計)。
1位:53点 井上尚弥
2位:44点 オレクサンドル・ウシク
3位:43点 カネロ・アルバレス
4位:39点 テレンス・クロフォード
5位:37点 エロール・スペンスJr
そうなんです、リング誌では2位の井上尚弥が総合ではかなり差のあるPFP1位なのです。
これに井上-フルトン戦、スペンス-クロフォード戦を加味してどうなるか。。。
残念ですが、クロフォードがPFP1位になることは間違いないと思います。主要6メディアすべてクロフォードになるのではないでしょうか。
何せ、PFP上位のスペンスを相手に、僅差と思われた試合を圧倒的なパフォーマンスで倒したクロフォード。
多くのボクシングファンの度肝を抜き、全盛期のメイウェザーより強いかもと思ったのは私だけではないはずです。
ただ、これにより井上尚弥の評価が下がるわけではないですし、井上・クロフォード2人の素晴らしいパフォーマンスに拍手を贈りたいと思います。
感動をありがとう!!