開成高校2023年大学進学実績公表! | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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本日、開成高校のHPが更新され、2023年大学進学実績が公表されました。

 

 

 

昨年も書きましたが、各種週刊誌などで開示されているものとは

 

 

情報量が全然違うのです!!

 

週刊誌やエデュに出ている開成高校の合格者数は東大以外は現役のみの人数ですし、ましてや進学者数は公式HPが本邦初公開ということになります。

 

そもそも、現役浪人別大学学部別合格者数だけではなく、進学者数を公開している高校は極めて少ないのです。

 

みなさんのお子さんの高校で大学学部別に進学者数(合格者数ではありませんよ)をHPで公表しているか確認してみてください。していない高校が殆どだと思います。

 

早慶進学者20名というより早慶合格者100名といったほうが見栄えが良いからです。

 

開成の進学実績をみて思うところを書いてみます。

 

1.現役合格者のうち、東大理Ⅰ2名、医科歯科(医学部)2名、山梨(医学部)2名が進学していないが、どこに進学した(浪人?)のか気になる。

 

2.早稲田、慶應とも進学者の8割は上位学部(政経、経済、法、理工、医)

 

 

こんな感じで結構な情報が満載されています。


ちなみに東工大は昨年15名進学から5名進学に激減しています。

 


御三家では武蔵も進学者数を公表していますが、かなり違います。

 

 

 

 

前回記事で書いた就活上の同じレイヤー旧帝一工早慶の割合が全然違うのです。

 

 

 

東大:京一工:早慶:地方旧帝の進学者割合は。。。

 

開成 146:24:72:10

 

武蔵 21:27:38:15

 

どうでしょうか。

 

武蔵のほうが多様性・バランスが良いように思ってしまいました(個人の感想です)。

 

 

いずれにしても進学実績は、その学校で真ん中あたりならどの大学に行けるのか、など、とても情報価値が高いと思います。

 

中学、高校受験生には進学者実績はとても有用なので、進学実績を公表する学校が増えると良いなって思います。