ときどき、子ども達がどうしてそんなに数学が好きで得意になったのか?と聞かれることがあります。
親としてどのような教育をすれば、あるいは、習慣をつければ、才能を開花させてあげられるのか、知りたいというわけです。
私たち夫婦は文系ですし、どうしてそうなったか正確には分からないところもあります。
そこで、改めて、先日家族旅行中に2人に聞いてみたところ、2人とも同じ回答をしましたので、紹介します。
子ども達の答えは、実は過去の記事にもした家族でやっていた数学パズルでした。
小さい頃から私に出題された数学パズルが好きだったし、解くのが楽しみだった、あれで好きになった、と。
思えば、子ども達が小さい頃からその年代に合わせて興味のありそうな数学パズル・クイズの類をときどき出題していたのです。
といっても、普段からそんなことをやっているということではなく、家族で外食するとき、レストランでと決まっていました。
紙と鉛筆を持参し、オーダーしてから料理が出てくるまでの間にやっていたので、傍から見ると変な家族に見えたと思います。
過去記事に書いたメイク10の他、「アキレスと亀」、「囚人のジレンマ」、規則性を求める問題などなど、ネットやパズル本などから色々探して、興味が湧きそうなものを選んでレストランで出題していました。
私自身、どんな問題を出したか記憶の彼方でしたが、子ども達に一番印象に残っている問題を聞いたところ、2人とも同じ問題を挙げましたので紹介します。
超有名な問題なので、ご存知の方もいるかもしれません。
【問題】
24時間後に開かれるパーティで振舞われる1000本のワインがある。
しかし、そのうち1本だけ1滴飲んだだけで20時間後に死んでしまう猛毒入りのワインとなっている。
死刑囚にそのワインを飲ませ猛毒入りワインを特定したいのだが、必要な死刑囚の最低人数を求めよ。
結構有名な問題ですが、問題を出された2人は、料理が来ても答えがでず、必死に解いて、横で見ていた聖子が呆れていたことをよく覚えています。
話は以上ですが、このワイン問題の答えが気になる人のためにヒントを2つ
ヒント1
もちろん、ひとりずつ順番に飲ませる方法=999人ではありません。ずっと少ない人数で判別できます。
ヒント2
ワイン4本の場合を考えるとヒラメくかもです。
ワイン4本の場合は、3人ではなく、2人で足ります。
ワインを1~4、死刑囚をA、Bとすると
ワイン1 Aだけ飲む
ワイン2 Bだけ飲む
ワイン3 AとB両方とも飲む
ワイン4 AもBも飲まない
20時間後にAだけ倒れればワイン1が毒ワイン、Bだけ倒れればワイン2が毒ワイン、ABとも倒れればワイン3が毒ワイン、ABとも無事ならワイン4が毒ワインと分かります。
では、LET'S TRY!!