現在の将棋ブームを引っ張ているのは若きスター藤井聡太5冠ですが、それまで30年以上に渡り将棋界を引っ張ってきたのは羽生善治永世7冠でしょう。
(今月、徹子の部屋に出てました↑畠田理恵夫人とのラブラブっぷりも面白かったです。)
そんなタイトルを99期獲得するほど勝ちまくっていた羽生善治も52歳。
勝率を徐々に落とし、昨年度は14勝24敗と勝率36.8%、プロ入り後の通算勝率も7割を割り込みました。
タイトル100期に王手をかけているものの、ここ2年はタイトル挑戦すら叶わず、もはや羽生時代は終わったかと思われていました。
そんな羽生善治がやってくれました!
同じ世代の私は勇気をもらい感涙。
ホント、奇跡を起こしました!!
昨日の王将戦、豊島9段との大一番。
序盤で銀を繰り出した豊島9段。取れば王手飛車取りですが、羽生9段は涼しい顔で銀を取って注文どおり王手飛車取りを食らったのですが、食らった羽生9段に絶妙手があり、この時点で実は羽生9段の必勝型。
羽生マジック。
プロの将棋は王手飛車取りをかけたほうが負けるというジンクスがありますが、まさしく格言どおりの戦いとなりましたね。
豊島9段も羽生9段が1手でも間違えたら大逆転する勝負手を続けましたが、羽生9段は罠をかいくぐりそのまま危なげなく勝ち切りました!
昨日は終局まで生中継を観ていましたが、本当に感動しました。
王将戦で、渡辺明名人、永瀬王座、豊島9段などの強豪を次々と破り無傷の6連勝で全勝優勝!
藤井聡太王将へ挑戦することが決定しました。
今年の羽生善治は絶好調で20勝9敗。勝率約7割、レーティングもベスト10入りと完全復活です。
藤井聡太VS羽生善治、新旧将棋界のスターによる夢のタイトルマッチがついに実現します。
最初で最後の大一番になるかもしれません。
現在のレーティングによる期待勝率は藤井聡太の82%。7番勝負でのタイトル防衛確率は97%と羽生善治圧倒的不利ですが、王将リーグ6連勝のほうが確率的に厳しかったわけなので、奇跡を起こしタイトル100期を実現して欲しいと切に願っています。
頑張れ、羽生善治!!