中古マンションでリノベーションのススメ | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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マンションのリフォーム、あるいは、リノベーションを考えたことはありますでしょうか?

 

そもそもリノベーションってリフォームとどう違うのでしょうか?


厳密な定義は分かりませんが、古くなった設備(お風呂、キッチン、壁紙など)を新品に交換する謂わばマイナスをゼロに戻すような工事をリフォーム、内壁を壊しリビングを広くしたり、バリアフリーにしたりするような現状回復でななく付加価値を付けるような工事をリノベーションと言うようです。

 

私がオススメするのは、築25~38年程度の築古の中古マンションを購入し、リノベーションすることです。

 

理由は3つ。

 

1.価格的なメリットがある。

 

築年数が古くなるにつれマンション価格は安くなります。しかしながら、ずっと落ち続けるわけではなく、築25年を過ぎたあたりから新築相場の4~5割の価格で下げ止まることが知られています。築20年のマンションと築25年のマンションでは明らかに築25年のマンションが安いが、築25年と30年のマンションの価格はあまり変わらないということです。

 

これは、築25年を超えると税制優遇措置が受けられなくなることや築25年を過ぎるとそれ以上古くとも「築古マンション」というカテゴリーとなり属性が変わらない印象があるということかも知れません。

 

ただし、どんなに古いマンションでも良いことはなく、旧耐震基準のマンションは避けるべきなので、築25~38年が狙い目。

フルリノベーションしても新築マンションより遥かに安い価格となるはずです。

 

2.リノベーション適齢期である。

 

築10~15年くらいだと、お風呂もキッチンも十分に綺麗で捨てるのが勿体無い感じになりますが、築25年だと勿体なさが薄れます爆  笑

 

また、専用部分の配管(床下の横管)交換も丁度良いタイミングになります。住みだしてから別工事で交換するはかなり大変ですので、一石二鳥といえます。

 

3.イマドキの設備と理想の間取りが手に入る。

 

広いリビング、カウンターキッチン、床暖房、使い勝手の良いウォークインクローゼット。。。

「あー、ここがこうなっていたら良かったのに。。。」といった夢が実現できます。 

 

また、築古マンションにありがちな昔流行した間取りや設備をイマドキに刷新できます。

 

もちろん、向きを変えたり、田の字型をワイドスパンにしたりすることは出来ませんが、玄関扉の内側から窓の内側までは好きなようにリノベーションできるわけです。

 

 

このリノベーション、とても増えている実感がありまして、私のマンションの同じフロアではここ10年で1戸を除きすべての部屋がフルリノベーションを実施しています。

 

ここまで多いのはサンプルエラーとは思いますが、築古マンションのリノベーションはとても人気になっていると思います。

 

 

 

リノベーション費用は、どこまでやるかや、選ぶ設備(例えばシステムキッチンだけでも数十万円から5百万円超までピンキリ)によって異なりますが、スケルトン(玄関と窓以外すべて解体し、専有部分を新築にする。)リノベで10万円~20万円(㎡単価)程度(工期は2〜6ヶ月)と言われています。


我が家は、相見積を取ったり、調達を工夫するなどしてかなり頑張り税込10万円でやりきりましたが、このあたりが下限だろうと実感しています。

 

フルリノベーション代金込みで新築価格の3割引以下で購入できるなら十分魅力的と思いますが、如何でしょうか。

 

こんな予定記事書いていたところ、まさしくこの記事を地で行くようなネット記事がありましたので、紹介します。


都心の築35年130平米の高級マンションを新築価格の半額以下で購入しリノベした事例です。フルリノベ代込で新築価格の4割引なので大成功の部類と思います。

 

 

 

ただし、リノベ中古マンションとして売り出されているものは業者の利益が乗っていて新築価格の8割以上の割高物件が多いので、(共用部分は管理状況が良い)ボロい中古マンションを購入し自分で業者を選んでリノベするのが良いと思っています。