ついにこの日がやってきました!
リングマガジンのPFPランキングがアップデイトされ、井上尚弥が世界ランキング1位となりました
リングマガジンは1922年創刊、今年で100周年を迎えるボクシング界のバイブル的雑誌で最も権威のあるボクシングメディアです。
そのリング誌でミニマム級からヘビー級までの全現役ボクサーの中で世界NO1と認められたわけです。もちろん日本人初めてです。
井上尚弥の略歴
◎23戦23勝無敗(20KO)
◎3階級世界制覇(ライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級)
◎バンタム級3団体統一王座(WBA、WBC、IBF)、WBSS優勝
ちなみに今回井上に抜かれランク2位となったのはオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)選手です。
ウシクの略歴
◎ロンドンオリンピックヘビー級金メダリスト
◎19戦19勝無敗(13KO)。
◎クルーザー級4団体統一チャンピオン(WBA、WBC、IBF、WBO)
◎現ヘビー級3団体統一チャンピオン(WBA、IBF、WBO)
ウシクも物凄い実績ですが、そのウシクを上回ってランキング1位を獲得したわけです。
ランキングを決める投票は井上選手と1票差という僅差だったそうですが、それだけドネア戦でのパフォーマンスが世界に驚かし、認められたということかと思います。
ドネアは5階級制覇の伝説のチャンピオン。とてもタフでKO負けは1度しかありません。しかもそのKO負けはベストのバンタムより2階級上のフェザー級のチャンピオン統一戦のときのものでした。
そんなドネアに何もさせず、僅か2ラウンドでKO勝ちはボクシングに詳しい人ほど、衝撃を受けるインパクトでした。
そんな気になる井上尚弥の今後です。
正直バンタム級に相手はもういませんが、せっかくなので、残るWBOのベルトを賭けてバトラー戦をやってから来年はスーパーバンタムに階級をあげると思います。
スーパーバンタムには、WBC・WBO統一チャンピオンのフルトン(21戦全勝)とWBA・IBF統一チャンピオンのアフマダリエル(10戦全勝)の2人の無敗のチャンピオンが君臨しています。
1階級下の井上を交えて、3人の無敗チャンピオンがベルトを賭けて争うスーパーバンタム戦線。とてもワクワクします。
もし2階級で4団体統一できれば史上初の偉業にもなりますね。
そして、さらにその後、フェザー級。果たして、どの階級まで通用するのか。
フェザー級チャンピオンになっているドネア自身が、1Rの井上の右ストレートを「生涯受けたパンチで一番効いた」と語っていますので、現時点でもフェザー級でも十分通用するパンチ力と言えるかもしれません。
そんなことを妄想しているだけで、お腹一杯。
幸せな気持ちになってきます。
またまた、ボクシングの話題でしつこかったと思いますが、嬉しい話題なので許してください