今更ではありますが、2022年の東工大の合格者高校別ランキングから思うところを書きたいと思います。
単年度だけみても何なんで、学生が全員入れ替わるくらい周期を遡って2015年データと比較してみます。
現役浪人込の合格者数でランキングしています。
()内は東大の合格者数。東大合格者数>東工大合格者数の高校を赤字表記しています。
(2022年)
1位 千葉・県立 24(19)
1位 浅野 24(36)
3位 国立・都立 22(19)
4位 船橋・県立 19(11)
5位 湘南・県立 16(20)
5位 東邦大付東邦 16(0)
5位 開成高校 16(193)←New
7位 大宮・県立 15(10)
8位 栄光学園 14(58)
9位 西・都立 13(27)
10位 浦和・県立 12(27)
10位 豊島岡女子 12(14)
10位 横浜翠嵐・県立 12(52)
参考: 東工大附属 15(1)
※開成高校は現役合格者11名となっていますが、浪人合格者数が不明のためランキングに入れていません。
⇒本日開成高校HPが更新され、現役12名、浪人4名計16名であることが公表されましたので追記しました。
また、東工大附属の推薦入学枠は今年まで。来年から推薦枠がなくなります。
(2015年)
1位 千葉・県立 24(23)
2位 浅野 23(40)
3位 湘南・県立 22(19)
4位 横浜翠嵐・県立 20(14)
5位 西・都立 18(22)
6位 浦和・県立 16(27)
6位 市川 16(13)
6位 早稲田 16(28)
9位 駒場東邦 15(82)
10位 大宮・県立 14(9)
10位 東邦大付東邦 14(6)
10位 麻布 14(88)
(コメント)
◎2022年、2015年ともトップ10は全て首都圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)の高校です。
一橋同様、関東比率が超高いです!
◎2022年のトップ2は2015年と変わらず、県千葉と浅野です。
2015年と合格人数もほぼ同じで、この2校毎年のように東工大合格者トップ争いをしています。東工大好きの高校なんでしょう笑。
◎2022年、2015年とも半数以上が公立高校です!
2022年の東大合格者ランキングベスト10に入っている公立高校は日比谷ただ1校。私立中高一貫校が圧倒的優位となっていますが、東工大は公立高校が大健闘しています。
受験勉強開始が遅めでも間に合う証拠だと思います。
◎東大合格者のほうが多い高校と東工大合格者のほうが多い高校の割合がザックリ半々。東邦東邦のように東工大に大量合格者を輩出しているのに東大0の極端な高校もあって面白い。
如何でしょうか?
東工大ランキングは、東大ランキングと違った景色が見えて面白みがあるなと感じました。