いよいよ、大学入試が始まりました。
初戦は東京理科大 工学部です。
1年分だけ過去問を解きましたが、絶対的に余裕という感じではないものの、失敗しなければ大丈夫だろうという感覚を持って臨みました。
試験会場は葛飾キャンパスです。
奏では緊張した風でもなく、塾に行くかのような普段と変わらない様子で「行ってきます」と出ていきました。
私自身も、特に心配することはなく、あまり気を揉んだ記憶はありません。
。。。
そうこうしているうちに奏は帰ってきました。
「どうだった?」と気軽に声をかけると
奏からは
「数学がありえないくらい難しかった。物理は完璧。」
との返事がありました。
夕食後。。。
既に解答速報が出ていました。
早速自己採点です。
ここ数年の合格最低点は180点前後(300点満点)となっていましたので、200点とれば合格確実だろうという状況です。
期待の物理は楽しみにとっておき、英数を採点した時点で約7割でした。
こりゃ、確実に合格だな!
そんな楽しい雰囲気の中、物理の採点です。
あれっ?
なんで間違えなの??
といって、奏は真剣な表情で問題を確認し始めました。
やっぱ、間違ってるわ!
。。。
解答速報の方が!
奏は解答速報の凡ミスを指摘。
問題指定の有効数字の取り間違えだったようです。
ということで物理は満点でした!
そして、合格発表日。
。。。
ネットで合格発表画面を開くと
そこには、予想だにしなかった衝撃の結果が待っていました。
のちほど、アメンバー限定で、合否を公開します。