【超一等地】東工大 田町キャンパス | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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みなさん、東工大 田町キャンパスって知っていますか?

 

東工大生でも興味を持っている人は少ないと思いますが、物凄いことになっていますので今日は東工大 田町キャンパスと壮大なプロジェクトをご紹介します。

 

東工大 田町キャンパスは、JR田町駅に隣接する東工大所有の敷地で、現在は主に東京工業大学附属科学技術高等学校が使用しています。

 

ちなみに東工大附属高校は、毎年10人以上東工大に推薦入学できる知る人ぞ知る特典がありました。今年の東大合格者はゼロ、過去5年間累計でも僅か1名の高校ですから、超穴場と言えます。

 

 

 

 

場所は、東京都港区、田町駅前。

 

都心の超絶一等地に約22,000平米です。

 

東京ドームや慶應義塾大学田町キャンパスの半分弱の広大な土地です。

 

こんな超絶一等地の大部分を基本的には東工大の実験校である附属高校だけが使っているわけです。

 

何とも贅沢な使い方ですね。

 

日本の国立大学は2004年に国立大学法人化され、国からの運営費交付金を補助されて運営されています。

 

東工大も年間200億円以上もの運営費交付金が私たちの税金から投入されています(運営費交付金とは別に受託研究費や共同研究費も毎年100億円以上投入されています)。

 

つまりは、私たちの税金を使うことで、私立大学に比べて廉価な学費や充実した研究環境を実現しているわけです。

 

最近では、我が国の財政難のあおりを受け、どの国立大学も年々運営費交付金を減額され、各大学の自助努力で何とかせい、という風潮になっています。

 

そのため、各大学、各研究室は競争的資金獲得に躍起となっており、それが研究不正や論文の盗用・剽窃などにも繋がっているとの見方もあります。

 

東工大の対応も早く、法律改正で認められた直後に他の国立大学に先駆けて学費を値上げしたのは記憶に新しいところです。

 

このような環境下、財政基盤拡充の目玉としてこの田町キャンパスプロジェクトが登場しました。

 

この田町駅前の一等地をどうすると思いますか?

 

 

結論から言いますと、

 

この壮大なプロジェクトで東工大は下記を実現します。

 

 

1.2030年~2105年までの75年間、年間45億円もの収入を獲得!

 

2.147億円相当の教育研究施設を資金負担なく獲得!

 

 

どんな手を使ったのか?

 

そしてこの田町キャンパスはどう変身するのか?

 

ヒント:こんな感じになります↓

 

 

長くなってしまったので、明日に続きます。。。