ハリーの病気についてですが、頭の中を整理するためにも、書いておきます。


今までの病歴の、甲状腺低下症、免疫介在性多発性関節炎、
これらは、自分の免疫が異常に働き過ぎて、自分を攻撃している状態です。

3回やった膵炎も自分の膵臓を消化してしまう病気です。



今回見つかったリンパ形質細胞性胃炎、腸炎(IBD)も、
リンパ球、形質細胞(プラズマ細胞)が
異常に発達して炎症をおこしているものです。

免疫が働き過ぎて自分をも攻撃している状態です。


原因としては、感染症、寄生虫、異物、腫瘍、食物アレルギーなど、

ハリーについては、どれも当てはまりませんが、
調べたことがないので、食物アレルギーがあるかもしれません。
最初に膵炎を発症した時に、大腸炎もあるのではないかと言われていました。

その時からアレルギーの少ない療法食に替えました。


普通は、免疫力を高めようーって思いますが、あんまり下げようーって思わないですよね。

免疫を上げるための食事とかサプリ、人でも良く聞きますが、
その逆はどうなの?

この辺りが、分からない所です。


先生に聞いてみました。

免疫力を高める薬や食事が、ハリーにとって、必ずしも良くないとは言えないらしいです。

免疫力を高めるーと言うよりは整えるーととる方が良いかもしれません。


細胞検査でわかったものの、症状の下痢、嘔吐、体重減少などはなく、
血液検査でのアルブミンの低下もなく、
唯一、ウンチに血が付くことですが、
これも、1年以上前からで、付く量も変わらずでした。
貧血もありません。


内視鏡検査で、はっきりした病変が見られず、
十二指腸が赤かった事も合わせて考えると、
絨毛や粘膜からじわ~っと出血しているのかもしれません。


そこで、私の予想ですが、7歳の時に初めて膵炎を発症した時に
すでにこのリンパ形質細胞性胃炎、腸炎はあって、
その時から療法食のみにしたことが良かったのではないかと。

知らない内に食事療法をやっていたので、大きな症状が出なかったのではないか?


この病気は完治は難しく、上手に付き合っていくしかないのです。


ひどくなれば、ステロイドや免疫抑制剤なども使わなければいけません。




リンパ管拡張については、先生にちゃんと説明してもらったのですが、
もう一度、ネットで調べながら、まとめてみました。


リンパ管が拡張すると、アミノ酸、リンパ球、脂質などの成分を含んだ体液は
吸収されないまま消化管内にダダ漏れになります。
その結果、血液中のアルブミン濃度が減少し、低タンパク血症を引き起こします。
血液中のタンパク質は、血管外の水分をを血管内に導く働きをしていますので、
濃度が低下すると、逆に血管内から血管外に水分が移動し、
周辺の組織を水浸しにしてしまいます

手足のむくみ、腹水、そして、胸水が溜まると、命取りになります

リンパ管拡張は、胃炎腸炎が原因でなっているのかは不明です。
リンパ管拡張が胃炎腸炎の原因かもしれません。


細胞検査では出ましたが、アルブミンの低下等の症状に出ていないので、
薬は使わずに、脂肪を抑えた繊維食に替えて、食事療法で行きます。


ネットで調べていると、鶏肉がダメと言うのもありました。

繊維食としても、ジャガイモ、サツマイモは良いけど、カボチャはダメとか?




ハリーの場合、血液検査では、炎症もなく、アルブミンの低下もなく、
貧血もなく、白血球の数値も良いし、
今のところは、問題ないです。


これからの変化に注意して見て行きたいと思っています。


アレルギーの検査の結果によっては、食事療法も、より効果的にできるかもしれません。


今まで、おやつもほとんだあげていませんが、
食べても良い物がはっきりするかもしれません。


でも、反対にあれもダメ、これもダメ~って結果にならないと良いけど

食いしん坊だからね~soruto





毎日、うるさいですにくきゅう5

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