高齢者、高齢犬

母が以前にも転んで、足にギプスをはめて我が家に来た時は
病院の車椅子を貸して下さって、助かりました

それでも、トイレの中まで入れる訳でなく、大変でしたが

今回は車椅子無しのスタートだったので、これが思った以上の大変さ

そこに、いつもと様子が違うことに反応するハリーが加わって、
もう、パニックになりそうでした

家の前まで車が入らないので、車まで母をどうやって連れて行くか

連れて来る時は息子、娘と三人で抱えて運びましたが、
昨日は娘と二人。
ハリーを部屋に閉じ込めて母を運び出そうとすると、ハリーが置いて行かれまいーと
狂ったように吠えていました

私達の都合で、二階に、一階にーと移動させられ、環境の変化に敏感なハリーは、
かなりとまどって、私の動きから目を離しません

後を娘に託し、母を病院に連れて行きましたが、ハリーの声が耳から離れず、
涙が出そうでした

その後、ハリーはぴーぴー言いながら、ずっと私を探していたようです。

仕事でハリーを置いて行く時もありますが、こんなに激しく抗議したことはありません。

多分、ハリーは私の精神状態に反応しているんじゃないかーと思います。

母のことが気になるので深く眠らないように、夜はいつもの薬を飲まずにいたら、
眠れず、少しウトウトしたら母に起こされるーで
そうすると、咳や不整脈がひどくなり、私もいっぱいいっぱいになっていたんだと思います。

そんな普通じゃない私に、ハリーは反応していたんだと思います。


病院から帰って、ハリーを思いっきり可愛がって、しばらくハリーと自室にこもって眠りました

夕飯の用意は娘がしてくれたので、ハリーとゆっくりすることができました

昨夜は母の呼び出しブザーを娘に託し、薬を飲んで、ハリーとぐっすり眠ったので、
元気回復です


今朝の散歩でハリーが胃液のようなものを少し吐いたので、心配です。

ごめんね、ハリー病気にならないでね


ハリーがもし、歩けなくなった時のために、カートを用意しておいた方が
良いんじゃないかと考えていましたが、
高齢者も高齢犬も、そんな時は突然やって来て、とまどってしまうんですね

ちゃんと考えておかなければいけませんね


神戸の病院のソーシャルワーカーの方が、
芦屋市で無料ですぐに車椅子を貸して下さる所を探して下さって、
帰りに借りて、母を車椅子に乗せて帰ることができました

困っている時は、優しい対応が身に沁みますね


利用理由に、“母の骨折”を“母の骨切”と書いてしまい、
係りの方から、“違いますけど、それでいいです”と言われてしまいました。
私、よっぽど疲れた顔してたんだと思います

いつも応援ありがとうございます

にほんブログ村