全てが楽しくて、素晴らしい九州旅行でしたが、

その裏に語られてない話があります。

そんなお話を少々

私達の旅にハリーの甥のルーカス君も同行してくれることになりましたが、
フェリーの部屋がルー家の分まで取れなかったんです。

一時はルーママもあきらめたんですが、
ところが、電話予約とネット予約は別々に部屋を持っていることが分かり、
ちゃんと2部屋とれました
それに気づいて良かった 

 

シニアのハリーをちゃんと九州旅行に連れて行くには、
ストレスになるであろうことは、なるべく避けました。

その一つが、旅行前のシャンプーとドライヤー、爪切り

ピカピカでピート君と会いたかったのですが、
何よりも元気で行けることが最優先だったので、シャンプーあきらめました

ピート君はピカピカでした

ピート君、今度こちらに来られる時は、ハリーをピッカピカのサラサラにしておきますからね


出発前日、ハリー号の洗車と点検に行きました。

バッテリーが赤信号だとのことー
“まあ、明日すぐに止まるーってこともないでしょう。”と言われましたが、
じゃあ、明後日はどうなの
フェリーの中や九州で止まってしまったら~

即、新しいのと替えてもらいました。

それと、ハリー号のナビは古くて、新しい道には対応せず、ちょっと困ることもあります。
お留守番のできないハリーがハリー号の中でなら、待てるので、
しばらくは新車にしたくないです。

それで、ポータブルナビをネットで注文しました。

それが前日に届いたのですが、ネットで見ていた物とは別物
すぐに電話をしてみると、片言の多分、中国人が出て、
見た目は少し変わっているが、中身は同じだーと言う

使いにくそうだったので、返品を申し出ると
それは良いが、送料は持たないと言う
ちゃんと返金されるのかも怪しい

ここで、たまりかねた娘が電話を代わり、強気の交渉をする。
相手の名前を聞くも、答えない。
あげく、“バカヤロウ、シンデクレヨ!”と言われました

それからこのナビは“シンデクレヨナビ”と呼ぶことになりました

その後このナビがどうなったかは、また後日ー

そうしているうちに、何だか私の体調が悪くなって来て、のどが痛い
旅の準備もそこそこに、ハリーを抱えて早めに就寝

出発当日、体がだるい 熱も出だした
土曜日だったので、近所の病院に午前診ギリギリに飛び込んで、
“今日の夕方から九州に旅に出るんです。何とかしてください
と泣きついて、9種類ものお薬を出してもらいました

運転をするので、眠くならないお薬を処方してくれましたが、
最悪、ペーパードライバーの娘と、運転にまだ自信のないルーママもいることだし、
何とかなるでしょう
究極の選択

そんな訳で、準備もままならず、それでもユニクロのダウンジャケットだけは
入れておいたのは正解でした

お薬を飲み、気合で治すぞ
ルーちゃん達と六甲アイランドのフェリー乗り場へ向かいました

手続きを済ませ、ウィズペット車の指定の場所に停め、
今日最後のオシッコをさせに行きました
翌朝、下船するまでできないので、ギリギリまで近くを散歩させていました。

 

戻ってみると、ハリー号が一台ポツンと残されていました
他の車はもうとっくに乗船したようす
“呼んでたよ。置いて行かれるよ。”と言われつつ、あわてて乗船しましたが、
周りは大きなトラックばかり
あきらかに場違いな所にー
すみません。慣れてないもんでー

でも、無事に船室に入ることができ、デッキにワンコも一緒に出られて、
大迫力の明石海峡大橋を真下から見られました

その日は私はレストランにも、お風呂にも行かず、
安静にして今日中に復帰するぞ~ と気合を入れていました

娘は急ぎの仕事が入って、一人食堂に行って、朝方までチクチクやっていました。
そんなお姉ちゃんがどこに行ったか気になるハリーと、
テンションの上がって、眠れない私でした

でも、翌朝は不思議に元気回復していました
 病気になんかなってられないってもんですよ

娘も九州の地から出来上がった仕事を送り、これでOK


今回は、ルーママが撮ってくれた写真を載せます

 

こうして、夢に見たピート君との再会となりました 
 
 
 
 
もうず~っと、テンションが上がりっぱなしな上に、風邪までひいて、
お薬を飲んでいたせいもあって、
ピート家とご一緒していた間の幸せな記憶があいまいで、
後で思い出すと、残念でなりません

 

私も風邪ひきの酷い顔してただろうなぁ~

 


ピート家の皆さん、この次こちらでお会いする時は、
私もハリーもピカピカに磨いておきますからね

 

 

ハリー号も問題なく、“シンデクレヨナビ”よりは、古いナビの方がましと
車を走らせましたが、たぶん、時々遠回りさせられていたと思います

由布岳にあやうく登って行くところでしたがー

“ガソリンスタンド破壊 ”なんて、ルーママが言っていますが、
そんな大げさなことではないですよ~
ノズルの収納場所だと思って、穴のない所に何度も突っ込もうとしただけです

当分、セルフには行きません

 
 

薬のせいか、何度もボケる私でしたが、私だけではくやしいので、
ルーママのボケ話もなかったか、娘に聞きましたが、
ないんですよね~

ルーママも楽しくて、面白いキャラクターだと思うんだけど、
その内、しっぽはつかんでみせるぞ

ず~っと笑っていた旅でした
ワンコ達の負担も考えて、ゆったりのシニア旅でした

 


帰りのフェリーには乗り遅れないように、早めに行って
一番に乗船。
船の一番奥のウィズペット車の駐車位置へ
ここですよね

行きは失礼しました

部屋はルーちゃんとは左舷側と右舷側に別れました。
ルーちゃんのお隣の部屋のチワワちゃん
一晩中鳴いていたそうです

行きのフェリーでは、デッキで明石海峡大橋を見るのに夢中で、
レストランやお風呂に出遅れた感があったので、
帰りは乗船してすぐに、私とルーママで食事に行きましたが、
平日だったせいか、ガラガラでした

お風呂もわりあい広くて、あまり人もいなかったので
のびのび入れました

窓もあるんですが、暗くてあまり見えませんでした。
昼間の海上風呂って、気持ち良いだろうなぁ~

後は寝て、神戸に着くのを待つのみですが、
もったいなくて、まだテンションの下がらない私でした

こんな楽しい旅がもうすぐ終わるなんてー、受け入れられなくて
一人、真夜中の来島大橋を見ていました

前日より急に冷え込んだせいか、緊張の糸が切れたのか、
翌朝、風邪がぶり返していましたが

でも、九州旅行の間はずっと元気でハイテンションのままでした
ず~っと楽しい時間が続いてくれたら~と叶わぬ願いの私でした


何より、事故もなく、みんな元気に帰って来れたことが一番です


ピート君にまた会えるよう、ハリーにもずっと元気なシニアで居て欲しいです


皆様ありがとうございました

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