レスラーと言ってもプロレスの話を
するわけではございません。
今回は映画のお話![]()
先日、何気で『レスラー』というDVDをレンタルしました。

前から観たかったとか、そんなんじゃなく本当に“何気”です。
でもこれが大当たり![]()
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いや~面白かったです。
主演はミッキー・ローク

内容はと言いますと、かつては人気を極めたものの
今では落ち目でドサ廻りの興業に出場しているレスラーが
ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、
医者から引退を勧告されてしまいます。
しかし命の危険を顧みず再びリングに上がる姿を描いた
人間ドラマです。
そこにワケあり女性との微妙な恋愛関係や
不義理をした家族への償いなど
アメリカ映画お決まりのエッセンスが入り
いたってシンプルな物語となっています。
ところがミッキーロークが
中年の悲哀漂うプロレスラーを見事に演じ、
シンプルな物語に物凄い深みを与えているんです。

脚光を浴びた過去を引きずり生きる人生。
しかし、それを奪い取られた時
社会に適合出来ない自分を知り
それしか出来なかったことに気づく…。
なんかこれからの生き方を少しだけ考えさせられました
昔、武藤敬司選手と仕事でお会いした時
こんなことをおっしゃってました。

「リングには麻薬があるんだよね。
あれを味わっちゃったらレスラー辞められないよ」
これってレスラーに限らず、ミュージシャン、俳優など
人前で脚光を浴びる仕事をしている人も同じかも。
そんな映画『レスラー』ですが…
私がもうひとつ関心を持ったのはカメラワークです。
固定カメラを使った細かいカット割りが少なく
手持ちカメラで主人公を撮影する手法が随所に見られ
さしずめレスラーの密着ドキュメンタリーを
見ているような錯覚にさせられます。
それ故、物語にグイグイ引き込まれていくんです。
また音楽ではガンズ&ローゼスやデフレパードが
印象的に流れ、エンディングではスプリングスティーンが
この映画のために書き下ろしたという曲も流れますので
そちらでも楽しめるのでは![]()
とにかく一見の価値ありの映画かと
さてタイトルに「悪魔を見た」とありますが
もう一本映画のお話を![]()
これも同じ日に何気で借りた一本のひとつ
韓国映画『悪魔を見た』

内容はと言いますと…復讐のキャッチ&リリースです。
なんかブラックバスでも釣ってるように
軽やかに書きましたが、これはぶっちゃけエグイ映画です。
擬音だけで表現すれば…
グシャ、
バコッ、
ドビュ、グエッ、
まあとにかくエグイ&グロイ…R18もうなずけます。
だけど…これも面白かったんですよ。
イ・ビョンホンとチェ・ミンシクが共演しているんですが
まぁ~チェ・ミンシクの演技は最高です。

一見すると三又又三に見えますが
この人本当に快楽殺人者…シリアルキラーなんじゃね
と思わせるほど鬼気迫る怪演を披露します。
“復讐からは何も生まれない”
という事をテーマにしているんですが、
あそこまでふっ切るか?と唸らせるぐらい
これでもか!と残酷シーンが続きます。
ハリウッド映画でのバイオレンスシーンだと
「そこまで殴られ、蹴られたらいい加減倒れるだろ」と
ツッコミたくなりますが『悪魔は見た』は違います。
一撃です![]()
なんという説得力
皆さんにお勧めしたいところですが
グロ描写が半端ないので、弱い方は
見ない方がよろしいかもです。
今回は二本、映画プレビューさせてもらいました。
ご精読ありがとうございました…ぺこり m(_ _)m