【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】

【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】

メンバー銀河が、従業員・客と戯れるブログです

東南戦アリアリルール
0.5-5-10 一発・赤・裏(100G)

Amebaでブログを始めよう!

期待の一発目のツモは・・・


【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


皮肉にも最高形に仕上がるはずだった「6萬」。



そして2発目のツモは・・・


【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


リー・ヅモ・三暗刻・赤・ドラ・・・


裏ドラは乗らずハネツモの2着。


役満は上がり損ねる事となってしまいました。


・・・


ここでキー牌だったのは「6萬」。


私が四暗刻を決め打っていれば「6萬」でテンパイ。そして『西』で即ツモでした。


もしくは「6萬」が先に来てテンパイしていれば・・・



しかし麻雀ではこのような状態を『一牌の後先』と言い、よくある事でもあります。


何をツモって来るか分からない以上、私たち麻雀打ちは常に目の前にある材料を活かし『最善の一手』を打つしかありません。


それに「たら・れば」を言ったらキリがありません。


「赤5萬」や「ドラの7萬」を切っていれば、他家に仕掛けられている可能性もあったのですから。


『一牌の後先』



これがあるから麻雀は面白いと言えるのではないでしょうか・・・



そしてその日・・・



「いやータミーさん、土曜日に飲み会があるよ~!!」


タカツさんがハシャいでいます。


またしてもタカツさん、キモトさん、タミーさんの3人と、女子の3人で合コンをする模様。



しかし店の中で公言するこの行為・・・



私を誘いたくて、ワザと聞こえるように言っているのでしょうか?



なんてテレ屋さんなんでしょう。


仕方ありませんね。


私が詳細を聞いてあげると・・・



「土曜日の20時からっす!じゃ、銀河さんよろしくね~!!」


そう言い、彼らは店を後にしました。



しかし・・・



土曜日の20時にどこに行けば・・・


肝心の場所がわかりません。


お茶目タカツさん、場所を先に言ってくれないと。


うっかりしちゃいましたね。


・・・


ここでも『一パイの後先』で私はパイをツモる事ができませんでした・・・

オーラス 北家 6順目 ラス目



【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】



断ラスではありますが、ハネツモで2着、倍ツモでトップ条件です。


このようなトイツ系の手は、高い手を作るのに持ってこい。



チートイ赤赤でも良かったのですが、アンコが2つ出来てしまいました。



これはもしや・・・



ここは打赤5筒。



そして次順・・・



【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


幸か不幸か、ドラの7萬を持ってきてしまいました。


しかし最終系を作る為に必要な6萬は、ドラ表示で1枚使われています。


ここでの7萬引きは赤5萬も使えるので悪くはないか・・・



私はノータイムで6萬切りリーチ。



最悪、2・3着目からの出アガリでも3着には浮上。


ツモればハネマン確定で2着に浮上。


裏ドラ次第ではトップも有り得ます。



そう思いながら、期待の1発目の牌をツモると・・・

~前回までのあらすじ~


雀荘シードに突如として現れた美少女雀士。


その実態は・・・


ビール大好きツンデレ女子メン。


・・・


そのツンデレ女子メンにイジメられ、顔を赤らめ半笑いになる教育担当の田山くん。



さらに・・・



勤務中にもかかわらず私にビール飲みたいとねだるツンデレ女子メン。


緊迫したムード。


この後、いったいどうなってしまうのかー!?



・・・



~本編~


麻雀で負け、腹のムシが収まらないツンデレ女子メン。


私が最後、トバしてあげた親っパネの裏側には


『これからも頑張って欲しい』


という、期待と愛情が含まれている事に全く気付いてはいません。



ビールが飲みたい・・・



しかし今は勤務中、認める訳には行きません。


冗談かな?


ふと顔を見ると、そんな雰囲気ではありません。



私が無言のプレッシャーに押されていると・・・



それを見ていた田山くんが体をのけぞらせ、ビクンビクンと脈を打っています。



・・・



これはいけませんね。


田山くん、勤務中でもおかまいなしです。



・・・



このようなふしだらな行為を認めてしまった以上、ツンデレ女子メンの申し出も断る訳にはいきません。


仕方が無いので、ビール1缶だけ認めてあげると・・・



「いただきまぁーす☆」



これ以上ない笑顔で、とても嬉しそうです。



この笑顔を接客でも発揮してくれれば良いのですが・・・




「ツンデレ女子メンのプロフィール」


ルックス・・・★★★★★


取り扱い・・・要注意


出勤率・・・はぐれメタルと同じ位の確率

ルックス抜群のSEED女子メンバー、はたしてその真相は?


・・・


「田山ー!ちょっとタバコ買って来てー!!」



中堅クラスのメンバー田山くん。


SEEDでは主に従業員教育を担当している彼を呼び捨て扱いに。


しかもそれだけに留まらず、まるで自分の子分のようにアゴで使っています。


これでは教育担当もメンツも丸つぶれです。



しかし・・・



「はーい」



命令された田山くん。


逆らう事ができません。


それどころか、まんざらでもなさそうな感じ。


顔を赤らめ、少しにやけています。



世の中には命令される事に快感を覚える方が存在するようですが、彼はどうやらその人種のようです。



そして・・・



麻雀で負けが込んで来たツンデレ女子メン。


振り込む毎に恐ろしい顔付きになっていきます。


最終半壮、私が親ッパネで飛ばしてあげると、麻雀牌をグシャリ・・・



「ねぇ銀河さん、ちょっと飲んでもいいかなぁ?」



なんとツンデレ女子メンは出勤中にも係わらずビールが飲みたいと主張して来たのです。



・・・


「銀河さん、ブログが更新されてないよ!!」



お客様から催促のお言葉を頂きました。



しかし・・・



ただサボっていた訳ではありません。


読者の方に『いつ更新するか』という楽しみ与える、高等技術だったのです。


そう。決してネタを考えるのがめんどくさかった訳ではないのです。


それにしても・・・



私などのブログを楽しみに待っている方がいるなんて、なんて嬉しい事なんでしょう。


ブロガーにとってこんな光栄な事はありません。



仕方ありませんね。


久々に更新してあげましょう。



・・・



当店『SEED』にはなんと女子のメンバーが存在します。



ルックスはというと・・・



細身で背は小さめ。


キレイな顔立ちで、街などで見かけたら思わず見とれてしまう位のレベルです。



しかし・・・



天は二物を与えず。


彼女は性格に少しだけ特徴があるのです。


・・・



続く4回戦。


…と思いきや、お客の来店により私の出番は終了となってしまいたした。


これまでの成績は


銀河(私)  2 1 3

タミーさん 1 2 4

タカツさん 4 4 1

キモトさん 3 3 2


私の収支はプラスですので、とりあえずはまぁまぁの成績でしょうか。


そして・・・


「ラス半ー」


「俺も」


「じゃ俺もー」


もっと私にかまってもらいたかったのか、3人ともスネるようにラス半コールを。


どれだけ私の事が大好きなのでしょう。


困ったチャン3人組ですね。


最後となる4回戦の結果は・・・


1着 キモトさん

2着 タミーさん

3着 タカツさん


総合結果として、全員が仲良く1回づつトップを取った形となりました。


さすがはSEED勝ち組対戦。


それぞれの持ち味を出し合った、とても良い勝負でした。


またこのような熱い勝負をしたいものですね。



そして・・・



3人仲良く。


次の飲み会はぜひ私も誘ってください。


仕方が無いので参加してあげましょう・・・



飛んで火に入る夏のカモ偏

            -完-



続く南2局。


東4局、南1局とアガり、自力で親番もって来たタカツさん。


こういう親は注意しなければなりません。



私は『流れ』というものは意識しないで打っていますが・・・


『展開』という意味で、安手ではありますが2局連続のアガリと私のリー棒2本を手にしたタカツさんの状況、この親番でアガられると勝負はほぼ決まってしまいます。


なんとしても阻止しなければ。


そう思いながら打っていると・・・



「・・・リーチ」



親のタカツさんから、2順目リーチ。


そして・・・



「ツモ・・・」


【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


リーチ・一発・ツモ・ピンフ・赤。そして裏が乗って6000オールのアガリ。


このアガリが決まり手となり、そしてこの半荘はタカツさんのトップとなりました。



・・・



2ラスを引きながら、これまで気配を消していたタカツさん。


降り込みを避け、焦らず丁寧に打ちまわし、勝負時と見るやリーチと打ちそしてキッチリこのアガリを。


さすがは勝ち組。やりますね。



しかし人生はそう甘くありません。


3ラスは引かせてあげられませんでしたが・・・


飲み会でゲットした女子との関係だけは破局させてあげなければなりません。


いえ、どんな手を使ってでも破局させてあげます。


これはタカツさんの為。


厳しい試練を乗り越え、大きな男になって欲しいが為なのです。


そう。決して私にナイショで飲み会をしたのを根に持っている訳では無いのです。


そして4回戦・・・


私のツモッパネの手を軽く流された次局。


南1局10順目、私の親番でこんな手が・・・

【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


ダマで3900。点棒は4人とも団子状態。


リーチかダマか・・・


南場の後半戦で、しかもこういう小場というのは選択が難しいものです。


多面待ちであろうと、相手にテンパイを宣言してはツモに賭けるしかなく、ツモれる保障もありません。


試合巧者であれば確実にダマで出アガり、少しでも展開を有利にする所でしょうが・・・



・・・リーチ。



対戦相手はSEEDでも勝ち組の面子。


ヘタな小細工をするよりも、押せる時は押した方が後悔が残りません。



すると次順・・・



「ツモ・・・」


【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


タカツさん、ダマで500・1000のアガリ。



またしても・・・



しかもタカツさんは3・4順はツモ切りしていました。


数順前からのテンパイ。


静かに気配を消し、2度も私の勝負手とも言える手を流されてしまいました。



続く南2局。タカツさんの親番・・・





「俺、今日ザキヤマみたいって言われちゃったよ~」



今日の麻雀ではイイとこ無しのタカツさん。


この日は10回くらいこのセリフを聞かされました。


飲み会の席で場を盛り上げたらしく、女子のメアドまでゲットしてウカれています。


タカツさんのクセにマナイキですね。


とりあえず2ラスは引かせてあげましたが、続く3回戦・・・



小場が続く東4局、私にこんな手が。


【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


ドラや赤は集まって来ますが、なかなか好形のテンパイが取れません。


これまで2・1着と好スタートを切っている私ですが、実はこれは強引な攻めがうまくいっただけ。


振込みも多く、決して良い状態とは言えません。



しかし・・・



対局者から見ると、攻め続けられるのは嫌なものです。


リャンメンの手変わりも期待できますがここでは『5索』切りリーチを。



すると直後・・・



「ツモ・・・」



【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


タカツさんの初アガリ。


タンヤオ・ツモの500・1000です。



・・・ん?



見ると1順前にドラの『1索』が切られています。


ドラを残せば『3-6索』の待ち。


役ナシで『7索』切りのリーチも考えられますが、役アリのダマを取ってきました。



続く南1局。私の親番にこんな手が・・・

ゲーム中盤以降のメンツ崩しは何をやっているか絞られて来ます。


ベタ下り、トイツ系、染め手・・・



「あー、リー棒ねぇんかよぉ!!」



顔見知りのフリーなので多少の会話があり、キモトさんに手が入っていることは間違いありません。


ですが、と、いうかやはり・・・


【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】



重そうだった局面、先制リーチで攻めた私に軍配は上がりました。


するとキモトさんが



「ツモればトップだったよ」



【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


スーアンコウ。


恐ろしい手が入っていました。



ですが『たら・れば』を言ったらみんなトップ。


アガらなければどんな手も意味はありません。



しかし更に・・・



「こんな手だったんだよー」



【麻雀】銀河と愉快な仲間たち【SEED】


すでに聴牌していた形を崩してのスーアンコウ。


この手があの最終形になったなんて・・・



キモトさんは1局1局の場の状況を見る目は、秀でた力を持っています。



三者の手出しツモ切り。ツモった牌は手牌のどこに入れたか。そしてその捨て牌の偏り。


そこから相手の手を読み、山にいる牌を読みます。


それは多少打ち慣れた人なら当たり前の事と言えますが、キモトさんはその能力が軍を抜いているのです。



キモトさんの目。


それは配牌が配られた時から忙しく動いています。


対局者の理牌している時の目線。それもキモトさんにとっては読みの材料となってしまいます。


緊迫した局面では鳴きたい牌の近辺が出るとどうしても目で追ってしまいます。


そんな事をしようものなら、格好の餌食です。



私は何度もキモトさんとは対局していますが、驚かされたシーンは数え切れません。




もしかしたら逆転されていた・・・




しかし麻雀は経過より結果が大事です。


この局は私がアガり、トップも取る事が出来ました。



この差・・・



それはハングリー精神。


キモトさんも合コンさえ行っていなかったら、このスーアンコウもツモれたかもしれませんね・・・


続く三回戦・・・