仕事中だった。

ヒマでもなく、考え事してたわけでもなく。お腹空いて食べ物のイメージが浮かんだように集中を欠く状態でもなかった。普通にこなしてる真っ最中に頭の中でそれは来た。


「シャルル・ルクレール」


閃いた?響いた?

耳を介さず直接脳が聴いたような気がしないでもない。

とにかく、そのタイミングでは目の前の仕事に関すること以外浮かばないはず。それでもだった。


聞いたことがある名前。でもわからない。まずは仕事をこなし、休憩中に検索した。


F1ドライバー。


だからか!


しかし、去年は3回くらいで今年は全くレースの中継を観ていない。だからわからなかった。そして開いた記事は最新のレースである今年の鈴鹿グランプリ。4位だから日本人でもなく、ホンダが撤退後もサポートしているレッドブルチームのドライバーでもないなら、日本では記事になりにくい。でも記事になった。


表彰式前にもめたらしくてインタビューされたルクレールは、レース中「3位で表彰台に上がれる」と思っていたそうだ。

4位走行中に、リタイアした車の横を過ぎた時。彼は自分より上位を走るドライバーだと勘違い。車のカラーは確かに同じでも、実際には違うドライバーだったからルクレールの順位は4位のままだった。

なぜ表彰台に上がれないんだ!となったわけだけど、説明されればわかること。


「チームも自分もベストは尽くしたし、現時点ではこれ以上無い最高のパフォーマンスは出せたから満足しているよ。」


わかりました。


表彰台(望み。やりたい事。)まであと少しなんだよ!


ということ。


欲しい結果に届いてなくても、そこだけを見て嘆いたり悔しがるんじゃなくて、ルクレールのようにやってきたことやできたことをきちんと認めて前を向けということ。


このタイミングでこの言葉なら

「⁉︎」

となって調べるだろうというありがたさ。


メッセージだぞと。 

気づけよと。


確かに受け取りました。