NHKスペシャル…がん医療を問うから | ベガのつぶやきのブログ

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今日の夜は、NHK総合をずっと観ていた。

「ニュース7」も「NHKスペシャル」も、がん医療の問題を取り上げたからだ。

実家の母は、昨年の12月に子宮体癌を摘出し、この前、抗がん剤治療が終わった。

中学時代の同級生は、2年前に悪性の乳癌を摘出し、抗がん剤治療をしたが、その最中は副作用に苦しみ、最初の治療計画の80%の治療で終了した。

癌にも色んな種類があるし、罹患した場所やステージによって、治療の仕方や投薬が異なる。

今日の番組やニュースを観ていると、やはり、お金がない患者にとって、高額化していく治療費が重い負担だ。治療を断念する人もいる。

「NHKスペシャル」では、小宮山厚労相、国立ガンセンター、NPOのガン支援団体の代表2名も討論に参加した。

癌治療の専門家が少ない現状、医師不足、新人医師の癌の研修重視、病院選びのポイント、癌治療薬の研究など、諸問題が山積みな事が分かった。

日本の死亡率トップは癌だ。

政府は、拠点となる病院を、日本の各地方の大都市に設置し、専門医師をおいて治療に当てる方針だ。

地方の大病院でも、癌の種類によっては治療が出来ない。専門医師がいないからだ。

また、セカンドオピニオンがしやすくなる工夫や、癌患者が転院しても、その後、生存しているのか、亡くなっているのか、情報のやり取りを明確に出来るシステム作りの充実も課題に上がった。

日本は、抗がん剤を作れない国だと分かった。開発したい学者は、海外に行って開発している。それって、日本の癌治療を遅らせる原因の一つだと思う。

小宮山厚労相は、癌に対する手厚い法案が成立していること、さらに、充実させていくと約束した。

癌専門病院を利用するなら都市に出てこなければならない。

NPO団体の方が、患者家族に無料宿泊場の提供・交通費補助・小児癌の子供には学校問題の解消などを要望したが、それは一日も早く解決してほしい。

私の母は、岩手医大で懇切丁寧な説明と手術、治療を受けて、順調に回復している。

しかし、中学の同級生は、パソコンで乳癌の名医のいる病院を検索し、中央病院で治療をしたが、医師が患者の心に寄り添ってくれない事を歎いていた。「わざわざ仙台から名医だから呼んだと知って選んだ病院だったけどね…患者の辛い気持ちを聞いてくれない」と、落ち込んでいた。つまり、プライドだけが高い、頭でっかちな医者だったようだ。

医者は知識や手術の腕前も大切だが、不安な気持ちを抱える患者の心に寄り添い励ませなければ、名医だと言えないと私は思っている。