香港 2011年6月14日(火曜日)
台湾個人旅行解禁に対応、香港組み込み検討[観光]

北京市、上海市、厦門(アモイ)市の住民をまず対象に、今月28日から中国本土住民の台湾個人旅行が試験的に解禁されることを受け、香港観光発展局(HKTB)は、本土からの旅行客を台湾に奪われるのを防ぐため、台湾と香港をセットした旅行商品の開発強化に本腰を入れるもようだ。13日付各紙が伝えた。

HKTBの劉鎮漢(アンソニー・ラウ)総幹事(事務局長)は、本土住民が台湾へ個人旅行に行けるようになれば、本土からの個人旅行客で潤ってきた香港の観光業が影響を受けかねないことを認めた。その一方で、本土住民の台湾個人旅行解禁を時代の大きな流れだとして、避けられない出来事との認識を表明。HKTBとしては香港観光旅行の販売促進と宣伝を強化するとともに、台湾・香港一体型商品の開発を進める考えを示した。
一方、田北俊(ジェームズ・ティエン)HKTB局長は、本土住民の台湾個人旅行が当初は1日当たり500人に制限されることから、昨年実績で延べ約1,500万人近くを受け入れた香港への影響は当面大きくないだろうと指摘。ただ、台湾・香港一体型商品については、台湾観光業界と開発に向けて協議する用意があるとコメントした。さらにマカオの追加にも前向きという。

NNAより