(紀州街道篇)
紀州街道も高麗橋の里程原票から、
10キロを過ぎ前半最大の見所住吉にやって参りました。
この住吉から住之江にかけては僕の生まれた町、
と云っても最初の3年間しか住んでいなかったので
随分記憶が曖昧にはなっておりますが、
今回久しぶりに歩いて色々思い出しました。
まず住吉大社、幼い頃ここに来るのが一番の楽しみでした。
摂津一宮で社殿は住吉造りと云う古い形式の神社やそうです。
全国に散らばる住吉神社約2,300社の親玉でもあります。
ご鎮座1800年と云う日本で最古の神社の一つになります。
本殿4棟は国宝で、ここも式年遷宮を行っています。
伊勢神宮みたいに全部取り替えるんやなくて、修理だけみたいですが
初詣の参拝者は大阪一で、三箇日で毎年200万人以上の人が訪れます。
僕は、どっちかっちゅうと初詣より夏祭りの方が好きす。
住吉祭が大阪最後の夏祭り(7月30日、31日、8月1日)で、
これ以降大阪は秋祭りになります。
有名なんがこの太鼓橋、
初詣や夏祭りの時は一方通行になります。
正式には反橋(そりばし)と云いまして、
橋脚は淀殿の寄進によるものです、
また豊臣秀頼の寄進による石舞台もあります。
今回じっくり回って初めて知りました。
大阪で路面電車の平面交差は、
多分ここだけしか残っていないんちゃうかな?

電停が三つもあると云う電停過密地帯であります。(笑)
北から住吉(昔は住吉交差って云ってた気がするんやが)、
少し南に行くと、阪堺線の住吉鳥居前、
道一本西側が上町線の終点、住吉公園になります。
しかも住吉公園の駅の上には南海本線の住吉大社駅があり、
駅だらけや。(笑)
住吉公園から出発する天王寺行の電車は終電が朝8時32分と、
日本一早い終電時間やそうです。
余りに駅間が近すぎて住吉でチン電に乗換える人がおらんのね。
そのうち廃線になりそうな気配が。……汗!
住吉公園と云うちょっと広い公園があります。
幼稚園に行く前の本当に小さい頃よく遊んだ思い出が。
もっと大きいと思ってたんですが、
今見るとたいしたことないなぁ。
ここからもう少し西側に行くと国道26号線、
そこに住吉高灯篭と云うのがありまして、
昔はここら辺りまで住吉大社の境内やったそうです。
(灯篭はもう少し西にあったものが場所を移動して復元した物)
国道やら南海線やらが作られるのに伴って、
神社境内としては廃止され、
堺の浜寺公園とともに最初の府営公園になりました。
今でも公園の中央を東西に道が貫いていて、
この道は「潮掛け道」と呼ばれる住吉大社の表参道やったそうです。
「住吉模様」と謳われた白砂青松の砂浜が、嘗ては広がっていました。
今は見る影もなく想像するしかないのが淋しいのですが。
つづく


