日前に書いたが、
「初めてのおつかい」
で(ローマ)ペコリーノチーズを買ってきてくれたので、せっかくなら、本気?のカルボナーラを!(高カロリーに立ち向かうための本気モードである!)

実は先日、ドイツにお住まいのブロガーさん、
akigomeさんがベーコンた〜っぷり、生クリームも入った(との事)美味しそうなカルボナーラを作られていて。
ご本人は、『カルボナーラ業界では禁忌な生クリーム使用』とおっしゃってらしたが、
『何を隠そう!』わたくしも生クリーム入りの方がクリーミーで好き。しかもあのグアンチャーレの恐ろしい油をみると、『わたくしよ!大丈夫か?普通のベーコンと生クリームにしておきよっ!』と思ってしまう。(それだって結構なカロリー)
そう、もちろん、ベーコンにも生クリームにもしつかり脂分はあるが。
それでもねっ。あの、「まさに豚の脂身!」よりは?マシでは!と思うのは、きっとわたくしだけでは無い気がする。

そんな訳で既に、
パルメザンチーズ、ベーコン、生クリーム、全て冷蔵庫に準備してあった。

ペコリーノチーズさえ手に入らなければっ。
今日あたりは生クリーム使用のカルボナーラになるはずだったのである。


さて、ペコリーノチーズは。パルメザンより白くて、今回買ったのはこんな感じ。
以前、レーヴェというスーパーと、ビオのお店を3軒探して売っていなかったので、仕方なく。わざわざイタリア食材店から「クール便?」で送ってもらったら。後日どちらのお店にも売っていた。
今回はREWEcityで買ってきてもらいましたっ。
卵のきみと、黒粒胡椒(以前、日記に、書いたのですがっ。大好きなフォションのものですっ。
というわけで最後にピックで貼っておきます。)

はいっ。さっさかと行きますっ。
麺は、ついに最後となってしまったイタリアで買ってきた「パスタの粉」で打ったもの。(ひと袋しか買っていないので、5回作って終わり。)

実は捏ねた麺を、すぐ食べられなかったので、塊のまま冷凍しておきましたっ。
解凍して、うち粉をして本日、麺に。(冷凍より『打ち立て』すぐを茹でる方が美味しいと思いますっ。

粉と格闘していたので、麺の写真はなしっ。

さて、ここでグアンチャーレ登場っ。
なかなかうちの近所では見かけないので、塊をネットで。わけて冷凍。(こちらももう、最後なのでっ。大盤振る舞いっ!脂身のみで、赤みベーコンは入れず!

『大丈夫?本気の脂身だけど。』
麺はすぐに茹っちゃうので。先にこれをカリカリと炒めて、

混ぜておいた卵黄液と
グアンチャーレ、レードルいっぱいのパスタの茹で汁と、湯からあげたばかりのパスタを一気に混ぜて出来上がり〜。(サッサかと混ぜると適度に熱が入り、勝手にトロトロする)

仕上げに黒胡椒と、少しペコリーノチーズを削って。

話しは飛ぶが。このパスタのお皿。
お店で初めてみたときに、『これでカルボナーラを作りたい!』と、買ったもの。実際、カルボナーラは、ほとんど作らないが。
白い食べ物全般も、トマトの赤もよく映えるので、うちでは本当に度々登場するのだが。。。。
難を言えばっ。お皿の音が異常にうるさい。
そもそも「岩仕立て!」というのがこのお皿のコンセプトなので、ガタガタと岩の如く加工されているのもそうなのだが。ほんの1ミリでもフォークが当たろうものなら、「カリ〜んっ!」と高い引っ掻き音が。(えっ?濡れ衣だよ〜んっ。そんなに引っ掻いてないよっ!と言い訳したくなるほどに大きな音が鳴り響くっ)

その度に『失礼っ!』とか、『ごめんなさい!』とか。
あまりにもわたくしがペコペコ謝るので、前回
「もうこのお皿で謝らなくていいです。これデザインはモダンですが、お店で出したら、即、お客からクレームですね。食事に集中できません。正直僕っ、このお皿の時かなり気を使ってます。」と。
そう、誠に使い勝手の悪い、意外と心落ち着かないお皿である。
「嫌なら使わなければいんじゃない?」と言ってしまえばそれまでっ。(が、つい使ってしまう。笑っ)
まっ。ちょっとお皿に愚痴ってみたがっ。

カルボナーラだけでは、寂しいし、なんだかお野菜が足りないので、ミネストローネ風味を。

ジャガイモ、人参、たまねぎ、ズッキーニ、ベーコンと生トマト。

オリーブオイルで軽くいためて。
白ワイン、お野菜ブイヨンとお塩、お水。

ここにお豆やパスタ、イタリアンパセリなどを入れると、もう少しイタリアっぽくなるが、今日はわたくし流でっ。

カロリー本気モードのグアンチャーレのみのカルボナーラは、年に1度位で十分かなっ。

次回のカルボナーラは、生クリームとベーコンたっぷりで行ってみますっ。


これ美味しいですっ。

これが胡椒